しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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長回し(ワンカット)の壮絶なアクションシーンが登場するアクション映画を紹介!!

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ども~!相変わらず女運に恵まれない しーまん でーす。

・・・そんな話はどうでも良いんですが、今回は初めてまとめ系の記事を書きました。

ま、タイトルにある通りなんですが、長回しアクションが出てくる映画をまとめてみました。

なんでその記事を書こうと思ったかというとですね、先日、長回しが出てくる『カメラを止めるな!』という映画を見まして、ふと「長回しが出てくる映画でもまとめるか~」と思ったんですよ。だけど、そんな記事腐るほどあるんですね...。

でも "長回しアクション" が出てくる映画がまとめられた記事ってのは意外と少なかったんですよ。・・・だから書こうと思ったわけでございます。

はい。

 

ま、パッと思いついた作品でまとめたので「何であの作品ねえんだよ」という抜けもあるかもしれませんが、そこは優しい目で見てくださいませ。僕も博士じゃないんでね。

 

さて、さっそく本題に入って行きたいんですが、その前に "長回し" って普通に言うけど その定義は?と言われるとよく分かんなかったりする方もいらっしゃると思うので、まずはそこら辺に触れてから本題に入って行きたいと思います。

それでは

 

 

 

長回しについて

 

とりあえず、Wikipedia先生は「長回し」についてこう答えています。

長回し(ながまわし)は、カットせずに長い間カメラを回し続ける映画の技法。

どのくらいの時間回し続けていれば長回しと呼ぶのか、というような明確な定義はないが、分単位で連続していれば長回しと言い得る。カットせずにカメラを回し続けることにより、役者の緊張感や映像の臨場感を維持し続けることができるという効果がある。(長回し - Wikipediaより引用)

そうそう、どれくらいの秒数で長回しというのか明確な定義はないんですよね〜。

ただ格闘シーンの長回しに関していうとジャッキー・チェンとかトニー・ジャーと同系統にいる人たちの格闘シーンを除けば、、、うーん、、、2〜3秒ぐらい続けば長い方な気がします(笑) 

ま、以降で紹介する映画のアクションは2〜3秒どころじゃないものですけどね。

ということで、そろそろ本題に入りましょう。

 

 

 

 

印象的な長回し(ワンカット)アクションシーンが登場する映画

公開年が古いものから紹介しますね。

 

 

『オールド・ボーイ』(2003)

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あらすじ

理由も分からないまま15年間も監禁されていた男オ・デス。突然解放された彼の前に謎の男ウジンが出現、5日間で彼が監禁された理由を解き明かせと迫る。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

日本の同名コミックが原作の傑作『オールド・ボーイ』。

この映画に出てくる長回しアクションは結構印象的なので、長回しアクションといえば?と聞かれた時、頭に浮かぶ人は多いのではないでしょうか。

というのも、本作に出てくる長回しアクションは他の作品と比べるとちょっと変わっていて、まるで横スクロールアクションゲームを見てるかのように展開していきます。

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主人公が自分を監禁していた場所を特定し、乗り込みをかけて色々やった後にこの長回しがスタートするんですけど、なんつーか戦闘が泥臭い上に主人公が持ってる武器はトンカチなもんですから、色々と面白いことになってますよ。

Amazon primeとNetflixで観れますので、観たことないって方は是非。(※2018年8月現在) 

 

 

 

 

『トム・ヤム・クン!』(2006)

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あらすじ

「奪われた象を取り返す」って話 

 

予告

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長回しアクションについて

アクション好きで知らない人はいない男、「トニー・ジャー」の代表作です。

この映画の長回しはですねぇ・・・もう凄すぎます!!!

ガチですガチ!

 

奪われた大切な象を取り返すべく巨大な吹き抜けがある とあるレストランに乗り込んで何十人もの敵を倒しながら上層階を目指すっていうくだりが、役4分間ノーカットで描かれるんですが・・・もうねぇ……映像から「ガチですけど何か?ってのがだだ漏れしてんすよ(笑)

「1日に2回しかリハーサルが出来なかった」とトニー・ジャー本人が語っていて、要はかなりリハーサルに時間がかかるアクションになってるんですよね。

まっったく映画を観ない人が観ても、「こりゃ時間かかるわ」と一発で分かるアクションシーンになっていると僕は思います。

で、何が凄いって、絶え間なく襲いかかってくる敵を凄まじい身体能力でバタバタ倒していくトニー・ジャーも凄いんですが、ヤラれ役の人たちもカナリ凄いんですよ…。アッと驚くようなヤラれ方が何回も出てきますから。

ボカーン!!!!!!ビタン!!

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こんなの↑が何回か出てくるんですけど、これをワンカットで描くってのが、どれだけ大変で本当に本当に失敗が許されない撮影なのか お分りいただけます??(笑)

いや、ワンカットはどれも失敗が許されないですけど、この映画に関しては、撮影に失敗してもう一回!とかなったら普通に演者たちの体がもたないですよw

とにかく、下手したら死人が出ても撮影続行してんじゃねえかってぐらい凄まじいことが連発していて、アクション業界の人たちですら目が点になるような超絶長回しアクションですから、観たことない人は騙されたと思って観てみてください。

長回しアクション以外にも、まるでカニの足を折るかのように敵の骨を折りまくる「骨折ボキボキ大パーティ」っていう超超超楽しいアクションもあるので、まだ観てませんという方は是非!!!

 

 

 

 

『トゥモローワールド』(2006)

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あらすじ

人類に子供が生まれなくなった西暦2027年。何の目的もなく働いていた国家官僚のセオが、ある日突然、何者かによって拉致される。セオを拉致したのはセオの元妻ジュリアンが率いる反政府組織で、世界がひっくり返るような秘密を掴んでいた……。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

言わずと知れた長回しが有名な映画。

なんつったって、長回しの連続なんですよねこの映画は。

長回しってカットが入らないことなので、言ってしまえば僕らが日々生活してる中で目に入ってくる映像と一緒じゃないですか。その点この映画は、全編を通してカット数が少なくて、どのくだりもショットは長めなので、映画の中に放り込まれたような臨場感があります。

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どのくだりもショットは長めと言いましたけど、その中でも代表的なワンカットシーンは以下の3つかな〜と思います。

  • 映画冒頭の爆破テロ
  • 運転中の主人公たちが襲撃される
  • 銃弾が飛び交うなかを突き進む

どれも「どうやって撮ってんのコレ・・・」って感じのものばかりで見入ってしまいます。

所々CGを活用しているところはありますけど、それは部分的なもので、基本的には全てごまかしが効かない状況で撮影してるので、俳優・カメラマンの動きなどなど全て失敗が許されないですから、何十回もリハを重ねて、それはそれは本当に大変だったそうですよ~。

Netflixで観れますので是非!(※2018年8月現在) 

 

 

 

 

『狼の死刑宣告』(2009)

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あらすじ

家族と幸せな生活を送っていた平凡なビジネマンのヒュームは、ある日、目の前で息子のブレンダンを不良少年に惨殺されてしまう。心の傷も癒えぬまま裁判を迎えたヒュームだったが、納得のいく刑罰が与えられないことを知り、自らの手で息子の仇を打つこと決める。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

ブライアン・ガーフィールドの小説「狼よさらば」を『SAW』『ワイルドスピード・スカイミッション』これから公開を控えた『アクアマン』の監督で馴染みのジェームズ・ワンが映画化した作品です。

この映画に出てくる長回しは、格闘とかはないので紹介するか迷ったんですが、とりあえず誰もが「これどうやって撮ってるの!?」と思ってしまうほど面白いシークエンスになっているので一応紹介しておきます。

簡単に説明すると、ギャングに狙われた主人公の逃走劇を長回しで描くって感じなんですが、ギャングに追い掛け回された主人公が立体駐車場に逃げ込んでから長回しがスタートします。

ここがマジで面白ポイントでして、立体駐車場ということで、下の階にいるギャングたち上の階にいる主人公、ようは "追う者" "追われる者" が同じフロアにいないっていう状況をカット割りなしで映してるんです、この映画は!!!

 

カメラの動きとしては、上の階に逃げる主人公を追って、一旦カメラは立体駐車場の外に出て、そのままスムーズに下の階にいるギャングたちを写し~の、また上の階にいる主人公を写す。って感じなんですけど、どう考えてもカメラマン1人では撮れないような映像が何箇所かあって不思議~な感じになっています。

で、「ん?これどうやって撮ってるの?」と思えるポイントは、カメラを人から人へ、人からクレーンに乗った人へ、クレーンから人へ、手渡しでバトンのように繋いで撮ってるんですって。(メイキングかなんかで言ってた)

観てないとなんの話してんのかサッパリ分かんないと思うんですけど、マジ面白いから観てください(笑)

 

 

 

 

 

『ザ・レイド GOKUDO』(2014) 

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あらすじ

上層部の命令を受け、潜入捜査官として生きることになった新人警官のラマは、名前を偽り、マフィアのボスの息子ウチョの信頼を得て組織の一員になる。しかし、父親に反発するウチョが組織内で成り上ろうと企てた陰謀により、ラマは対立する日本人ヤクザとの抗争や果てしない戦いに巻き込まれていく。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

大大大傑作アクション映画『ザ・レイド』の続編『ザ・レイド GOKUDO』。

『ザ・レイド』って実は『ザ・レイド GOKUDO』が予算の都合で作れないから、代案として出来た作品なんですよね。

ということは、制作陣はずっと『ザ・レイド GOKUDO』を作りたかったわけですから、続編という形にはなりましたけど、本作は満を持しての登場だったわけです。

だからと言って良いのか分からないですけど、まぁ〜アクションは気合い入りまくりですね〜。

で、肝心の長回しアクションなんですけど、どんな感じかというと……一言で言ってしまうと「カオス」です(笑)

潜入捜査官である主人公が、とある人物の事を殺そうとしてる男をブッ飛ばしたことで文字通りの「長回し大乱闘」が勃発するんですけど、なんせその決戦の地が「泥広場」なんですよ。

 

男たちの大乱闘 × 泥広場 = 最高yeah!

 

っていう謎の方程式が僕の中にあるんですが、みなさんはどうでしょうかね…。

ないか(笑)

で、カオスだ〜なんて言い方しましたけど、打撃がインパクトした瞬間に合わせてカメラが動いて別の乱闘を写したりとか、ちゃんと計算されてることが分かるカメラワークでカオスな大乱闘を撮ってるので、なかなか面白い映像になってると思います。

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ただ、ごめんなさい…。先に言っておくと、泥広場での大乱闘はそのくだり全部が長回しというワケじゃなくて、長回しがあってカット、また長回しが始まる、という感じで、いくつかのまとまりが連なってる感じになってます。

でも、アクションがちょっとでも好きな人は観て損はしないと思いますので、ぜひ観てみてください!(一作目も観てね) 

「Amazon prime」「hulu」で観れますよ〜。(※2018年8月現在) 

 

 

 

 

『オールド・ボーイ』(2014)

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あらすじ

酒に酔ったある夜、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められたジョー・ドーセット。理由もわからぬまま20年に及ぶ監禁生活を強いられたジョーは、ある日突然解放されるが、外界に出ると妻殺しの汚名を着せられていた。自分を陥れた犯人を見つけ出し、復讐を誓うジョーだったが、そんな彼の前に冷酷非道な男が現れる。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

『オールド・ボーイ』(2003) のハリウッド版です。

まあどちらかと言えば上で紹介したパク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』(2003)の方が好きって声が多いような気がしますけど、僕はアクションだけで言ったら本作の方が好きですね。だって単純にアップデートされてますもん。

もちろん上で紹介した「横スクロールアクション」で格闘が展開されるんですが、加えて『狼の死刑宣告』の長回し要素がミックスされたかのように、上の階から下の階へと移動する様子も長回しで進んでいきます。

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そしてサノスを演じたでお馴染みのジョシュ・ブローリンが見事なゴリラっぷりを発揮して敵をボコボコにしていく姿もね、『オールド・ボーイ』(2003)の格闘より洗練されていて心奪われますので、是非観てほしいですね。

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(見てくださいこのゴリラっぷり、、、最高でしょ)

ちなみに『オールド・ボーイ』(2003)では敵を半殺しにするため戦闘時にはトンカチを使用してましたが、本作では一応トンカチ持ってますけどジョシュ・ブローリンがゴリラだからか普通に敵を殺しまくってますwww

「Netflix」で観れますので是非!(※2018年8月現在) 

 

 

 

 

『キングスマン』(2015)

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あらすじ

ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

『キック・アス』のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作によるスパイアクション。

こちらの映画に登場する長回しアクションは、当時54歳のコリン・ファースがジャッキー・チェンのトレーナーなどなど様々なプロご指導のトレーニングを受けながら老体にムチを打って挑戦した、教会で繰り広げられる長回しアクションです。

ウェストボロ・バプティスト教会(レイシスト集団)をモデルにした教会内で、とある策略によって凶暴化した主人公ハリーとその他数十名が殺し合いをする様子をワンカットで描いております。

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まあこれ、言ってしまうと完全ワンカットアクションじゃなくて、デジタル処理などでカットの切れ目を分からなくしてる "ワンカット風" ではあるんですが、それでもスタイリッシュかつバイオレンス満載なアクションを躍動感あふれるカメラワークで映し、それを盛り上げるかのようにかかるナイスチョイスな音楽などなど、一生記憶に残るようなとても印象的なアクションになっていて、これまた映画史に残るワンカットアクションですので観た事ない方は是非!

 

 

 

 

『クリード』(2015)

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あらすじ

自分が生まれる前に死んでしまったため、父アポロ・クリードについて良く知らないまま育ったアドニスだったが、彼には父から受け継いだボクシングの才能があった。亡き父が伝説的な戦いを繰り広げたフィラデルフィアの地に降り立ったアドニスは、父と死闘を繰り広げた男、ロッキー・バルボアにトレーナーになってほしいと頼む。ボクシングから身を引いていたロッキーは、アドニスの中にアポロと同じ強さを見出し、トレーナー役を引き受ける。(映画.com より引用)

 

予告

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長回しアクションについて

言わずと知れた『ロッキー』シリーズの新たな物語。

この作品の長回しアクション、、、結構凄いです...。

ボクシングの試合2ラウンドを長回しで描いてるんですけど、リアルなボクシングと比べると少し試合時間に嘘があったりしますが、めちゃくちゃ見ごたえあるものになってます。

というのも、デジタル処理を施したワンカット風とかじゃなくてガチワンカットなんですよね。

全部で13テイク撮ったうちの11テイクめを使ったそうなんですが、ようは、主人公演じるマイケル・B・ジョーダンがマジで何分間も戦ってるわけです(もちろんガチファイトじゃないよ)

そしてなにより、長回しという手法はただでさえ臨場感が倍増されるものなのに、それに加えて本作ではカメラマンはリング内にいて、殴りあう選手を中心にその周りをまわりながら撮ってるんですよ?

それって臨場感半端ないのお分かりいただけますか?(笑)

いいですか?ボクシングってテレビ越しに見るか、生で見ててもリングのロープ越しでしか見れないわけですよ。それをリング内からカット無しで見れるって、ようは "審判の目" になったのと同じようなもんなんですよ!!!

そんなの臨場感ないわけなくね!?

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どんだけ感覚がイかれてても、思わずゴクリと固唾を呑んで試合を見届けてしまいますよ!
・・・熱くなってすいません(笑)

とにかくオススメなんです。見た事ない方は是非観てください。

「Amazon prime」で見れますので是非!

 

 

 

 

『エンド・オブ・キングダム』(2016)

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あらすじ

ホワイトハウス陥落の悪夢から2年。イギリスの首相が不可解な死を遂げ、ロンドンで行われる葬儀に各国首脳が出席することに。しかし、史上まれにみる厳戒態勢の中でも各国首脳を狙った同時多発テロが起こってしまう。米大統領と身辺を警護するシークレットサービスは、命からがらに危機から脱するのだが……。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編です。

本作の長回しアクションは、捕らえられた大統領を救出するために、主人公バニングとその他数名の特殊部隊が とある建物に乗り込むまでを長回しで描いてます。

もうね、ずーーーーっとバババババババンババババババって感じでとにかく銃声が鳴り止まないんですよwww

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それが功を奏してるのか、なかなか見応えあるものになってます。

そして、もし見る機会があればチェックして欲しいところがありまして、、、

本作の長回しは、本当は大統領がいる建物にバニング(主人公)が進入するまでを長回しで描きたかったと思うんですけど、ある程度の時間 長回しが続いた所で、一箇所どうしても建物内にいるテロリスト達のリアクションを映さないといけない箇所があって、長回しが一度途切れる瞬間があるんですよね。

で、また長回しが始まるんですよ(笑)

そこまでやるなら、なんとかして全部繋げろよぉ!って思える、いわば "作り手の妥協" とも言えるような可愛いツッコミポイントがあるんで、そこも是非チェックしてみてください。

「Netflix」「Amazon prime」で観れます。(※2018年8月現在) 

 

 

 

 

『アトミック・ブロンド』(2017)

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あらすじ

冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

わたくし しーまんが大好きな『ジョン・ウィック』を作った大好きな監督デヴィッド・リーチが監督した『アトミック・ブロンド』でございます。

この映画に出てくる長回しアクションは、主人公ロレーン(シャーリーズ・セロン)がスパイグラスという重要人物を守るために廃墟ビル内で追っ手と死闘を繰り広げる・・・というくだりをワンカットで描いてます。これがもう、、、冗談抜きで映画史に残るものになってますマジで。

特筆すべきは「シャーリーズ・セロンの身体能力(格闘センス)」と「リアルを追求した死闘」ってところですかね。

まず、この長回しは、アクション・スタント界で知らない人はいない男デビッド・リーチ(監督)が元バレエダンサーであるシャーリーズ・セロンの身体能力を見て「このとっておきの“無謀なアイディア”も彼女なら行けるのではないか」みたいなことを思いワンカットで撮ろうと思ったらしいんです。

が、しかし、予算の都合やスケジュールの関係などなど、様々な問題から実際は40テイクをシームレスにつないだ "ワンカット風" になりました。

中には「ワンカット風ってインチキじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、ワンカット風とはいえ、それは観客に編集点を認知させないための努力と工夫が必要なので、撮影に参加した俳優そしてスタッフは(あたりまえですが)相当な労力を使ったそうです。

で、 "ワンカット風" にした理由は他にもあります。

それは「リアルを追求した死闘」を見せるため、、、つまり「ロレーンという人物がスーパーヒーローではなくてただの人間である」ことを伝えるためです。

ようはルーク・ケイジでもない限り、戦闘を繰り広げれば疲弊するし、アザが出来るし、目元を殴られれば瞼が腫れあがったりするわけです。

そういった、身体的には普通の人間が死闘を繰り広げたら現れるであろう "症状" ってのを、ちゃんと描くために完全ワンカットでなくて "ワンカット風" にしています。完全ワンカットだと途中で瞼が腫れるとかなかなか出来ないですからね...。

ということで、見れば分かりますけど、カットの切れ目はないのに ちゃんとロレーン(シャーリーズ・セロン)の顔はどんどんボロボロになっていきます。

だからロレーンの、 腹から声を出しながら数人の男と戦いボロボロになっていく姿ってのは、思わず固唾を呑んでしまうものがありますよ。

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 「戦うプロの女性」を意識して、出来るだけ拳を使わないで戦うように振りつけられた格闘もリアルそのものです。(GIFは拳でなく銃で殴ってます)

とにかく!!

アクション・スタント界で知らない人はいない男デビッド・リーチと、彼が盟友チャド・スタエルスキと共に作り上げたアクションデザイン会社「87イレブン」の精鋭その他スタッフ、そしてシャーリーズ・セロン、みんなのセンスと努力が見事に表れた凄すぎるシークエンスですので、観た事ない人は是非観てください!!!!

だめだ、この映画だけ語りだすと長くなる(これでも抑えた方・・・)

 

 

 

 

『ヒットマンズボディーガード』(2017)

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あらすじ

一流ボディガードのブライスは任務中に依頼人を暗殺されてしまったことをきっかけに第一線を退き、金持ちの警護で日銭を稼いでいた。一方、殺し屋のキンケイドは服役中の妻ソニアの釈放を条件に、国際司法裁判所で裁かれる独裁者デュコビッチについて証言することに。しかし裁判所までの護送中にデュコビッチの手先に襲撃され、護送チームのほとんどが殺されてしまう。キンケイドを連れて隠れ家に潜伏した女性捜査官アメリアは内通者の存在を疑い、かつての恋人であるブライスに助けを求めるが……。(映画.com より引用)

 

予告

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長回しアクションについて

ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンっていう、おしゃべり2人が共演した意外に面白い、いや結構面白いアクションコメディ映画です。

本作に出てくる長回しアクションは、キングスマンやアトミックブロンドのそれと撮り方が少々似ていて、ワンカット風のアクションです。ワンカットに見せる手法も同じように撮っていると思います。

雰囲気としてはスラップスティックなドタバタバトルの長回し・・・って感じなんですけど、音楽の使い方からして上述した2作品の中ではどっちかと言うと『キングスマン』の長回しアクションと近いですかね。

ライアン・レイノルズがボロボロになりながらコミカルかつ必死に敵を倒す姿は必見ですぞ。

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ちなみに工具店での戦いがワンカットなんですが、それ以外の場所でもショットが長めの戦闘があります。

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「Netflix」で観れるので是非!

 

 

 

 

『キングスマン2 ゴールデンサークル』(2018)

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あらすじ

イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅した。残されたのは、一流エージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めるが、彼らは英国文化に強い影響を受けたキングスマンとは正反対の、コテコテにアメリカンなチームで……。(映画.comより引用)

 

予告

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長回しアクションについて

『キングスマン』の続編で、前作の監督マシュー・ボーンが初めて続編に挑戦した作品です。

前作に引き続き本作でも長回しバトルが展開されるんですが、前作が大乱闘だったのに対し本作は2対1の戦いになっていて規模は縮小されています。

じゃあ魅力半減なのかと言われれば全然そんなこともなく、躍動感あるのは変わらずだし、なかなかカッコ良いムーブも出てくるので見てて超楽しいです!

まぁ 正直、危険なシーンでは顔のすげ替えをやったりしてるし、"ワンカット風" ではあるんですが、前作では見れなかったハリーとエグジーの共闘がワンカットで見れますので見応えは充分にあります!!!

 

 

 

 

『悪女 AKUJO』(2018)

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あらすじ

犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒは、いつしか育ての親ジュンサンに恋心を抱き、やがて2人は結婚するが、ジュンサンが敵対組織に殺害される。怒りにかられたスクヒは復讐を果たすが、国家組織に拘束されてしまい、国家の下すミッションを10年間こなせば自由の身になるという条件をのみ、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて、新たな運命の男性と出会い、幸せを誓ったスクヒだったが、結婚式当日に新たなミッションが下され……。(映画.comより引用)

 

予告

youtu.be

 

長回しアクションについて

スタントマン出身のチョン・ビョンギル監督が手がけた、戦う女が主役の超絶スタイリッシュアクション。

記事をアップした時にはこの映画は紹介するの忘れてたんですが、コメントで「入ってない」とご指摘を頂いたので改めて追記しました。正直「○○が入ってない」というご指摘全てに対応して追記してたら終わりが見えないから追記しなくて良いかな?と思ってたんですが、長回しアクションを紹介するにあたってこの映画は紹介しないとダメですよね…。それぐらいの映画なんじゃないでしょうか。

この映画は序盤から長回しアクションが展開されるんですけど、少し変わっていて "一人称視点" で描かれてるんですよね(全編じゃないよ)。正直言って僕は一人称視点で格闘を見せるの好きじゃないんですけど、それでも「おんもしれぇ」と思ってしまうようなシークエンスになってます。

そんでね、ぜひ注目して欲しいポイントがあるんですよ。

それは、"1人称長回し" が "3人称長回し"に切り替わる瞬間です。

監督が「"1人称"から"3人称"の視点に映像を切り替えることを1番気をつけた」的なことを語っていまして、その視点が切り替わる瞬間は擬似的なワンカット、いわゆるワンカット風ではあると思うんですけど、一応映像的にはカット割らずに視点が切り替わってる感じになってるんですね。それとか「うめぇ、、、」って感じなのでぜひ観てみてください。

公式映像が載ってるのでよかったら。

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上述したシークエンス意外にも中盤に繰り広げられるバイクアクションも長回しになっていて、バイクに乗った主人公が、同じくバイクに乗った黒スーツ×日本刀の追っ手と対決するんですけど、それもマジでスゲーんすよね…。

猛スピードで進みながら戦う人たちを縦横無尽なカメラワークで撮っていて、まさに最先端アクションって感じになってるし、誰もが「これどうやって撮ってるの?」と思ってしまうような映像になっています。

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一応、メイキングも貼っておきますね。

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いや〜それにしても『ジョン・ウィック』や『アトミック・ブロンド』なんかがそうですけど、スタント畑の人がアクション映画の監督するとやっぱ面白くて凄いアクションが出来るんですね〜。(もちろん全部が全部とは限らないけどね)

とにかくオススメですので、観てない方はぜひ!

 

 

 

 

『トレイン・ミッション』(2018)

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あらすじ

10年間勤めてきた会社から突然、解雇を宣告された60歳の保険セールスマンのマイケルは、失意の中、いつもの電車で帰路につくが、車内で見知らぬ女性から話しかけられる。女性は、電車が終点に到着するまでの間に、100人の乗客から1人のある人物を見つけ出せば、マイケルに多額の報酬を払うという。妻が人質に取られていることが発覚し、女性からの依頼を受けざるを得なくなったマイケルは、絶体絶命の状況下で1人の人物を見つけ出そうとするが……。(映画.comより引用)

 

予告

youtu.be


長回しアクションについて

ジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンの仲良しコンビが描くサスペンスアクション映画です。

あのー、、、先に言っとくとですね、リーアム・ニーソンって66歳ですからね?言ってしまえば「おじいちゃん」ですよ?

そんな彼が『96時間』なんか霞んでしまうような長回しアクションを見せてくれます。

通勤電車という閉鎖的な空間で繰り広げられる1対1の格闘戦が長回しで描かれるんですけど、やっぱ狭い電車内とだけあって、互いを色んな所にぶつけ合う戦いになるんですね?その様子も痛々しくて面白いんですが、1番は66歳のリーアム・ニーソンがアッと驚くような攻撃を喰らうとこですかね(笑)

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「え!?これ流石に顔のすげ替えしてるよね?」って心配してしまうほどです。

実際すげ替えとかしてるかどうかの真相は分かりませんけど、狭くて障害物だらけの舞台で繰り広げられる痛々しい長回しアクションはマジで一見の価値ありです。

 

 

 

 

『デッドプール2』 

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あらすじ

最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。(映画.comより引用)

 

予告

youtu.be

 

長回しアクションについて

いわずと知れたクソ無責任ヒーローの映画ですね。

この映画、実は劇場公開版というか通常盤には長回しアクションは無いんですよ…。

ただ、ソフトに「スーパードゥーパー $@%!#& カット」と題されたものがあるんですが、そこには劇場公開版ではカットされてしまった長回しアクションが収録されています。

で、具体的にどこが長回しになっているのかと言うと、ヤクザのアジトで戦うシーンですね↓

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オフィシャル動画じゃないから ここにはあえて動画を載せませんが、YouTubeに載ってるんで見てみてください。(Deadpool 2 - Opening Sceneで検索したら出ると思う)

被写体の周りをまわりながら撮るというカメラワークと、身体の全体が映るような引き目の画、故にごまかしが効かないアクション構成、カッコイイかつコミカルな振り付け、それら全ての要素がバッチリとキマった最高のアクションになってます。

正直、なんでコレを劇場で流してくれなかったんだよ!と激怒したくなるぐらい、完成度高いアクションなので、よかったら見てみてください。

 

 

 

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』(2018)

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あらすじ

盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。(映画.comより引用)

 

予告

youtu.be


長回しアクションについて

トム・クルーズ主演の人気スパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第6作。

この映画に出てくる長回しアクションは、格闘でもなければ、カーチェイスでもなくて・・・スカイダイビングです!!!!

しかもそれをトム・クルーズ本人がやってるというね。もうバカですよバカ(めちゃくそ褒めてます)

進行性ジャッキー病(死と隣り合わせのスタントを自分でやる病気)もくるとこまで来たなって感じなんですけども、本作のスカイダイビングは普通のと少し違ってまして、「ヘイロージャンプ(高高度降下低高度開傘)」と呼ばれる、高度1万メートル程度からダイブするという降下方法に挑戦しています。(撮影では7620mから降下)

で、その様子が長回しで描かれております。

イーサン(トム・クルーズ)が飛行機内を走って飛び降りてからグーー!っとカメラに近づく所があるんですけど、そことかカット割りがないから「うおぉぉ、、、す、すげえ」って感じでポカーンとなってしまいますよ。

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まぁ正直言って色々言いたいことあるんだけど、、、それは映画の感想記事で書きますw

www.shi-man6354.com

 

あ、そうそう、スカイダイビングだけじゃなくて、トムが骨折した撮影でお馴染みのビルからビルへ飛び移るシーンも あるタイミングからビルに飛びつくまでカット割りなかったと思います。

とりあえず、いま絶賛公開中なんで是非劇場でご鑑賞ください!!!

 

 

 

 

番外編(ドラマ)

 

『デアデビル』

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長回しアクションについて

こちらはネットフリックスオリジナルドラマの『デアデビル』で、昼は盲目の弁護士として夜は盲目のクライムファイターとして悪党を成敗してる男の話です。

正直ね、ここまで色々紹介しましたけど、長回しのアクションを楽しみたいという方はこのドラマを見ておけばいいような気がしますw

というのも、手に汗握る長回しバトルが2回ぐらい出てくるんですよね〜。

僕が覚えてる限りシーズン1のep2とシーズン2のep3で出てくるかな。

で、本作の長回しアクションというか本作のアクション全体に通じる面白さはですね、いろんな所で語られてますが、やっぱ "疲労感を感じるリアルな戦い" です。『アトミック・ブロンド』と同じですね。

 

デアデビルは超人的身体能力と視力を除いた4感の超感覚を持つとはいえ、肉体は普通の人間と変わらないですから、1人で数十名の悪党と戦えば体はボロボロになるわけです。だから戦闘シーンはとにかく疲労感を意識したリアルなものになっています。

どういった所でそう感じるかと言うと、たとえば数分間続く長回しバトルの中に、敵を倒したと思ったら壁にもたれかかって一息つくといった振りがある所ですかね。

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このように↑戦いが「のぺら〜」と続くのが また良い感じなんですよね。

実際は我々に認識されないようにカットを入れてるような瞬間はありますけど、それでも基本的には映画的なごまかしをしてない、のぺら~っとした "リアルな戦い" が展開されるので、超見応えありまっせ。

ということで観たことない方は是非観てみてください!!

 

 

 

 

おわりに

 

はいっとりあえずこんなもんでしょうか・・・。

他に作品はあんのかもしれないけど、とりあえず思いついた作品は上述したもので全てになります。

あの作品も長回しのアクションあるよ!というご指摘があればコメント等でいただけると幸いです。観たことないやつであれば観てみたいなと思いまーす。

それではまた! 

 

 

他にもくだらない記事も書いてますので、よかったら。

www.shi-man6354.com

 

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余談

やべ、ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌入れるの忘れた、、、追加しておきま〜す。

 

 

 

 

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