しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】アメコミ映画『ブラックパンサー』から学ぶ人生(レビュー・解説)

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陛下、お待ちしておりました。

 

 

どん

 

 

『ブラックパンサー』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 ライアン・クーグラー

製作 ケビン・ファイギ

製作総指揮 ルイス・デスポジート
      ビクトリア・アロンソ
      ネイト・ムーア
      ジェフリー・チャーノフ
      スタン・リー


共同製作 デビッド・J・グラント

原作 スタン・リー
   ジャック・カービー
脚本 ライアン・クーグラー
   ジョー・ロバート・コール
撮影 レイチェル・モリソン

美術 ハンナ・ビークラー

衣装 ルース・カーター

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

チャドウィック・ボーズマン ティ・チャラ/ブラックパンサー
マイケル・B・ジョーダン  エリック・キルモンガー
ルピタ・ニョンゴ     ナキア
ダナイ・グリラ オコエ
マーティン・フリーマン エヴェレット・ロス

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描くアクション映画。

アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍する。絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。

主人公ブラックパンサー=ティ・チャラ役はチャドウィック・ボーズマン。監督を「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラーが務め、同作で主人公クリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーを追い詰める強敵エリック役で出演。(以上、映画.comより)

 

 

予告

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どうでもいい前置き

 

フォォォォォォォォォォォォォオオオオオ

いや〜、もう陛下ったら〜、本当楽しみにしておりましたよ〜。

『シビルウォー:キャプテンアメリカ』であなたのかっこ良さを拝見してベタ惚れしてから、ずーーーーーーっと陛下の話だけが描かれた作品を楽しみにしてたんですよ〜。

というのもホント失礼な話、最初は陛下のことをバカにしてたんですよね…。

いくら破壊不可能なスーツ着てるからとはいえ、指についた金属の爪で戦うキャラなんてどうやってカッコよく描くワケ??シャーシャーひっ掻くだけじゃねえの?

とか思ってたわけです。でも・・・

 

最初の二連蹴りで一目惚れしてました。

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一回目の蹴りでパンチを防いで、そのまま二回目の蹴りを胸部に入れるなんて見たことねェェェエ!っていう衝撃がありましたし、まさかの一撃目が引っ掻きじゃなくて蹴り!?っていう衝撃もあったし、ちゃんと引っ掻く動きでカッコイイ動きになってるぅう!ってのも思ったし、ホント僕の心をガッツリと掴んでくれたんです陛下は。

舐めてて申し訳ありませんでした…。いつまで陛下に語ってんだっていうね(笑)

 

てか、僕が好きなヒーローってスパイダーマンアイアンマンバットマンなんですけど、このお三方に共通して言えるのって2つの顔を持ってるってところですよね?(アイアンマンは正体明かしてるし微妙なところだけど)

その点で言うと、ブラックパンサーも王の顔とヒーローの顔という2つの顔を持ってるので好きになるの当然っちゃ当然なんすよね…。

 

で、公開日が近づいてきてワクワクも爆発寸前だった時にコレですよ。

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どうですかみなさん。

これね、結構ディスってる方いるんですよ。

 

・・・正直言って僕は全然嫌いじゃないです(笑)

SKY-HIが好きってのもあるけど、ダサかっこよくて逆に良くない?

つーか15秒でここまで伝えて、なおかつ耳に残らせるのって相当すごいと思うんですけど(笑)

だから僕は余計ワクワクのボルテージが向上しましたけどね〜。ま、いいやこんな話(笑)

 

とにかくね、MARVELは裏方も含めたキャスティングが本当お上手で、信頼できる男ライアン・クーグラーが監督に決定した時点でメッセージ性が無いわけないし、つまらない筈がないので、楽しみと期待は爆発してたんですよ(笑)

 

ってことで、ハイパールンルン気分でTOHOシネマズ新宿で観てきましたので、ちょっと前置き長くなっちゃったけど、感想に入っていきたいと思います。

 

 

それじゃあ行きましょう、しーまんの映画から学ぶ人生!!!

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

ここまで楽しいヒーロー映画でありながらメッセージ性溢れる映画作られたら頭上がんね〜って。

やっぱすげえよ、ライアン・クーグラーさん。

 

 

なんも知らねえ子供が観ても楽しい。

なんとなく広く浅く知ってる僕みたいな人間が観ても楽しい。

有識者が観ても楽しい。

 

こういう映画を何て言うのか・・・360度隙なしムービーと言います。(僕が勝手に言ってるだけw)

なんか、すげえバカみたいな表現だけど本当そんな感じで、誰が観ても色んな意味で楽しめる映画だったと思います。

凄いですよね〜、ちゃんとMCUプロジェクトに沿いながら "メッセージが込められた楽しい映画" を作るなんて。

いや〜語りたいこといっぱいいっぱい。どうしよう。

 

・・・ってことで、いろいろ思うことあったので、いつも通りまとめて行きたいと思いまーす。

 

そんじゃあ

 

 

印象に残ったところ

 

2018年になってもなお新しい世界を見せてくれるのか

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まず、色々語る前に世界観が凄いって話はどーしてもしたいですね…。

 

なんなんですか、あのワカンダの世界観は!!楽しすぎるでしょ!

 

・・・まぁ、未来都市を描いた作品なんていっぱいあると思いますけど、今作には 「2018年になってもなお、まだ新しいモノを見せてくれるのか!」っていう驚きがありましたね。

町山さんいわく、アフリカ的未来像の表現はアフロフューチャリズムと呼ばれるらしいですけど、少なくとも僕はアフロフューチャリズムなんて見た事なかったんで、それを見れてるだけで楽しかったですねー。

 

あと、説得力ね。

映ってるもの全てに

「ああ確かにワカンダという国だけで発展してきたのならこうなるかも」

と思わせるだけの説得力がかなりありました。

要はワカンダは鎖国みたいな感じで他国と一切関わりを持たずに、自国だけで発展してきた国だから、凄い発展はしてんだけど、民族衣装とか伝統は失われずに来てるんですよね。

だから、みんなハイテクガジェットを使ったりはしてるんだけど、そのガジェットもどこかアフリカ感が残ってるガジェットだったりするし、服装とかはアフリカの民族っぽさ全開なモノ着てるんですよね。でもその服からバリアみたいなの出たりするんすよwww 最高ですよね。

 

まぁ、そのワカンダの世界観に説得力を持たせてるのは、簡単に言うとデザインセンスの凄さだと思うだけど、その点で言うと、ワカンダの人たちが乗るジェット機あるじゃないですか。アベンジャーズでいうクインジェット的なやつ。

あれもデザインがイチイチ良くて、真上から見るとキルモンガーが被る仮面とそっくりなんですよね。機内のデザインも凄い良くて、よく見ると木目の壁があったりするんすよ…。ディテールが最高です。

あとは、SFの定番ホログラム一つとってもセンス抜群でした。

今作に出てくるホログラムは、従来の映像を映し出す感じのモノじゃなくて、砂っていうか砂鉄?みたいなので人物だったり景色だったり車だったりを象るんですよね。

ホログラムを砂で描くのは何かの映画で見たことあるけど、ワカンダの世界観にバッチリ合ってたからマジでGood。

ブラックパンサーが一番最初に戦うシーンで車の台数とか敵を砂鉄ホログラムで確認するシーンあるじゃないですか。

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このシーンなんか、砂で象られた車をパッて取ってちょっと払うとサラサラっと砂が落ちて車の中が見れるんすよ…

 

おんもしれェェェェ

 

そもそも「砂」を使うってのがアフリカっぽいじゃないですか(笑)

だから、たった数秒のシーンにアフリカ×フューチャーな感じが詰まっていて、センスに脱帽しましたマジでw

こんな細い所で楽しませてくれて、この先どうなんのって感じでした(笑)

ちなみに今作はホログラム的なのをいじくる時に「ホロロロンホロロロン」みたいな効果音(文字で説明すんの激ムズ)が鳴るんですけど、その効果音・・・リブート版『ロボコップ』に出てくる効果音と激似でした。

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ちょっとハイテク過ぎるけどガジェットも良かったですね(笑) 

ネックレスからチキチキ出てくる破壊不可能なスーツやら、エネルギーキャノン的なガントレットやら、車を粉々にしちゃう槍やら、全部アフリカっぽさを抑えながらハイテクなガジェットになってて、とても面白かったです。

そういえば全自動消音靴(スニーカー)はアメリカ映画から着想を得たってシーン、だれも笑ってなかったけど、あれ『バックトゥーザフューチャー2』の事で良いんだよね?(笑)

 

とにかくね〜、僕はアフロフューチャリズムと呼ばれる新しい世界観を見れてるだけで楽しかったですねー。

 

 

 

 

"暴力にはより強い暴力" という負の連鎖を表現してる〇〇

 

今作では、奪う者がいれば奪われる者がいるとか、暴力にはより強い暴力で対抗だとか、何かと深い話がそこらじゅうに散りばめられてたと思うんですけど、そのうちの1つ "暴力にはより強い暴力" に関して思ったことを軽くお話しますね。

 

まず、映画が始まってすぐにワカンダの歴史説明が出てくると思うんですけど、そのあとすぐにオークランドが出てきますよね?

そこには、ワカンダから派遣されてる重要人物がいるんですけど、どうやらそいつはワカンダの情報を流してる内通者でもある・・・ってことが判明するんすよ。

で、そいつの言い分は「弾圧されてる弱き者がいる。ワカンダの技術で対抗してなんとかすべきだ」みたいな感じなんですけど、それをオークランドで言ってるのが重要なんですよね…。

オークランドって、白人警官の暴力に武装して対抗する黒人の自衛組織「ブラックパンサー党」が生まれた場所ですから・・・。

まあ、難しい話だしなんとも言えないけど、白人警官に対抗するために武装するって、言ってしまえば暴力にはより強い暴力で対抗って感じじゃないですか。

で、今作でちょっと面白いのが、ブラッックパンサーのスーツ自体が "暴力にはより強い暴力" っての表現してるんですよね。(本当にその意図があったのかは知らん)

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ブラックパンサーのスーツは、攻撃を受ければ そのダメージを吸収・チャージしてより強い攻撃に転換させることが出来ます。

それって、中二病代表の僕からしたら

フォォォォォォオカッケェェェエエ!!

ってなる要素ですよ。

・・・でも考え方を変えると、理不尽な暴力・迫害を受けてきた黒人の気持ちみたいなのをスーツ1つに落としこんでるんじゃないかなーと思えます。

理不尽な暴力・迫害(攻撃)を受けながら我慢(チャージ)してきた黒人が武器を持って、白人に暴力で対抗(より強い攻撃に転換)したわけですから。

まあ黒人の気持ちとかじゃなくて、単純に "暴力にはより強い暴力" ってのを表現してるだけかもしれないし、そもそもそんなこと考えてないかもしれないけどね(笑)

つーか、原作のスーツって振動吸収機能はあっても衝撃放出機能とかないよね?(笑)

もし、本当にスーツ1つで表現してるのだとすれば、僕はね、めちゃめちゃ上手いと思います。だって、中二病の心を刺激しながら なんか深いモノにしてるんですよ?

アメコミ映画ってマジでバカに出来ないよなって話ですよホント(笑)

 

なんかスーツの話がメインになってきちゃった・・・まあ良いや(笑)

 

 

 

 

パパ大好き悩める王ティ・チャラと、憎しみの権化キルモンガー

 

パパ大好きで王子としてそれなりにチヤホヤされて育ったティ・チャラに対して、同じ王族なのに貧しい環境で育ちながら誰よりも現実を見て、誰よりも努力してきた男キルモンガー。

 

いや~、この2人良かったですわ~。

 

2人とも父親を殺されてるので、憎しみは両者知ってるんだけど、ティ・チャラはシビルウォーで憎しみを断ち切ることが出来たのに対して、キルモンガーは父親を殺された憎しみとワカンダの政治に対する怒りとかもあるし、その思いだけで生きてきたからか信念がティ・チャラと比べものにならないんですね。

ティ・チャラに関してはずーーーーと尊敬してた父親の真実を知ってしまったから気持ち的にブレブレですし…。

おれもずっとカッコイイと思ってた親父の部屋からエロ本とAVが出てきた時、ショックすぎて気持ちがブレブレだったから気持ち分かるなー。

・・・どうでも良い話すいません。話戻します。

両者で信念の強さに違いがあるからか、決闘をした時にティ・チャラはキルモンガーに負けてしまいますけど、まぁその流れにも納得ですよね。

っていうか、2人って憎しみを知って育った者(キルモンガー)と憎しみを知らずに育った者(ティ・チャラ)だと思うんですよ。

日本人だからこんなこと言えるかもしれないけど、僕は "無知が世界を救う"っていうバカみたいなことを思ってるんすよね(笑)

黒人を迫害する白人だって生まれた瞬間から「黒人は嫌い」なんて思うわけがないじゃないですか。みんな子供の時から「黒人と仲良くするな」とか言われながら育ったから迫害するようになるんだと思います。

だからその点で言うと、物心つく前から憎しみを知り、ワカンダの全てを知ったキルモンガーが、憎しみの権化になってしまうのはしょうがないですよ…。

逆にティ・チャラは子供の時におとぎばなし感覚でワカンダの歴史の良い部分だけを聞かされて育ち、物心がついたというか成人してから色々と悪い部分を知ったから、良い意味で確固たる信念を持ってないんです。だから自分で何が正しいのかを判断出来るんですよ。

ってことは、やっぱり "無知が世界を救う" んだと思うんですよね(笑)

さすがに無知すぎると良く無いから、ある程度物心ついた段階で「こんなことがあったんだよ〜」的な感覚で歴史を教えるのが良いかもしれないですね(笑)

 

てか皆さん、キルモンガーの歩き方の特徴に気づきました?

ティ・チャラは品のある歩き方をしてるのに対して、キルモンガーは常に肩から入るというか、常に顎をちょっとだけ左右に揺らして歩いてるんですよ。

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ヘタな表現をするとヤンキー歩きなんだけど、その歩き方だけに彼の憎しみとか育ちが表現されていて、とても良かった。映画観た後の帰り道で真似してみたんだけど、全然出来なかったからねコレwww

やっぱマイケル・B・ジョーダン(キルモンガー)凄いね。

彼は『フルートベール駅で』で白人から迫害を受けてる実在した黒人青年を演じてたし、『クリード』では割と勝ち組な生活をしていた黒人青年も演じてたので、「負け組の世界」と「勝ち組の世界」の両方を知ってるからか演技の深みが違いましたね。

 

あとねー。ちょっと話それますけどキルモンガーって入隊経験があるからか、銃の構え方が『ジョン・ウィック』でお馴染みのC.A.R.systemだったりするんすよね。

(こういう構え)

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もうオレ・・・この構えが出ただけで超ニヤニヤしちゃった…

だって、今作は『ジョン・ウィック』とか『アトミックブロンド』のアクション作ってる人たちが何人か携わってるんすよ〜?「入隊経験があるならC.A.R.systhemの構えやらせましょうか」みたいな会話してんのかな〜?とか思ってニヤニヤするでしょそりゃ〜(笑)

はいこの話以上。

 

キルモンガーの話で盛り上がっちゃいましたけど、ティチャラはティチャラで、迷いながらも父親の尻拭いをして、憎しみを断ち切り、最後には人々を救うことの出来る力をワカンダ以外でも使うという決断をし、500年続いた鎖国を変えましたから、よく頑張りましたよね。(誰目線)

 

・・・っていうか、憎しみがどーのこーの、暴力にはより強い暴力でどーのこーのといった話をしてるうえに、破壊不可能なスーツを着てる2人を戦わせるわけですから、どうやって終止符を打たせるのかなー?と思ってたんすよね僕。

殺さずに捕らえて罪を償わせるとかかなー?と予想してたんですけど、ヴィブラニウムのスーツが緩む瞬間に胸を突き刺し、最期にワカンダの美しい夕陽を見せて終わりって感じでしたね。

ティ・チャラを演じる可能性があったウェズリースナイプスの代表作『ブレイド2』を思い出すシーンでしたけど、とても優しい判断だし、流れとして納得出来るのでとても良かったと思います。

『ブレイド2』エンディングシーン

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アクションについて「やってる事はめっちゃ良いんだけどなぁ

 

正直、アクションに関しては思ってたよりでした。

IMAX3Dと相性が悪かったのか、何やってんのか分かりづらい所が多々ありました。

一番最初のブラックパンサーが戦うシーンなんて暗過ぎるのに3Dで奥行きはあるから、何やってんのかマジでよく分からなかったんだよねー。

でも目を凝らしてみるとブラックパンサーの動き自体はめちゃクソカッケーんすよ。

ちゃんと黒豹が人型になったらこんな動きするって思わせる引っ掻きとか回転技だったし、フォームもカッコ良くて素晴らしい。

でも見づらい(#`皿´)キィィィ

っていう歯痒さを感じましたね。(笑)

 

釜山でのアクションもねー、良いんだけどそこまで上がんなかった。

『ジョン・ウィック』とか『アトミックブロンド』のアクションを作ってるしーまん激推しのアクションデザイン会社「87イレブン」のメンバーが何人か携わってるのに見づらいってのは、今作を含めなければ2本しか撮ってないライアン・クーグラーのせいなのかな?って思ったり

だって見づらいけど構成とか振り付けなどのアクションデザインはカッコいいんだもん。その格好良さは絶対に「87イレブン」の人たちのおかげです。

ちなみに、数が多すぎて全員は紹介出来ないですけど、今作でスタントコーディネーターを務めた人でジョナサン・エウセビオという方がいます。

彼は87イレブンのメンバーの中でもよく見かける人物で『ジョン・ウィック1〜2』とか『ドクターストレンジ』のファイトコーディネーターを務めたりしてるんですけど、6月公開の『デッドプール2』ではスタントコーディネーターを務めるそうなのでめっちゃ楽しみなんすよね〜。っていうか、「87イレブン」の創設者デヴィッド・リーチが監督って時点でヨダレだらだらです…。

 

話を戻します(笑)

カーチェイスなんかもカッコイイんだけど、誰がどこにいて、誰を追ってんのかっていう位置関係が分かりづらいんだよなー。

ヴィブラニウムを持ってるユリシーズクロウを追うっていう単純明快な構図なんですよ?

でも追いかける側はオコエ+元カノペアと兄妹ペアで別れていて、兄妹ペアはクロウの手下が乗る車と戦ってたりするんすよ。それが原因なのか分かんないけど、誰がどこにいて、どんくらい離れてんのかとかサッパリ分かんねーの。

 

でもカッケーんすよ(笑)(笑)

 

事故った車が邪魔で衝突しちゃう!じゃあ爪でドリフトだ!

クルリン、ギャギャギャギャァァァァア

ブラックパンサーのアクションの特徴である爪と回転技をちゃんと必然的に使わせてるし、ちゃんとカッコ良いと思えるように見せてるので、とても良いシーンですよねアレ。

ブラックパンサーの衝撃波で敵の車を大破させる時もゲロカッケーし。

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ブラックパンサーが宙を舞う姿とか四肢が流れるように綺麗に動くのでホントしなやかって言葉がよく似合います。

 

でもね、見づらいとは全然違うんだけど、回転してるタイヤを鷲掴みにして引っこ抜くという強引にも程があるだろっていうシーンは、タイヤをギャギャギャギャャア!ってしてる姿もっと見せてぇえ!タイヤ取るの早い!!!って思いましたwww

(本編はこのGIFよりタイヤに触れてる時間少なかったと思う)

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回転してるタイヤを引っこ抜くって、ブラックパンサーならではの最高なシーンなんですよ。

破壊不可能なスーツ×破壊不可能な爪っていう個性を持ってるからこそ出来るわけですから。

それをやろうと思った制作側のセンスがマジで素晴らしいから、もっと見せろオラァァ!って一人で荒ぶってましたね

 

でも、釜山のアクションは地面をワザワザ濡らした状態で撮影してて画面に艶を持たせてたから、そこらへんは素晴らしいと思います。

 

さっきから見づらい分かりづらいって言ってますけど決闘のシーンは見やすかったですね(笑)

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それに、ちゃんとアフリカの武術とかダンスを意識した動き(戦いの構えがちょっと両手ユラユラ)しててそこら辺のディテールは良かったですね〜。

 

 

・・・ちょっとごめんなさい。アクションについて最後にこれだけ言わしてください。

多分ティ・チャラ演じたチャドウィック・ボーズマン、殺陣あんま上手くないなぁ。

カジノでの戦闘シーンで相手の攻撃を待ってる感あった…。

 

ってことで今作は、ヒーロー映画という枠組みを超えた傑作『キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー』に並ぶ作品だと思うんですけど、個人的には『キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー』の方が好きですね…。

なぜかと言うと

 

アクションがどれも緻密だし、全部

見やすいから。

 

 

 

 

 

『ブラックパンサー』から学ぶ人生

 

1. みんな始まりは一緒。違いよりも何が一緒なのかを見ようよ。そして違いも受け入れようよ

 

「人類の始まりはアフリカなのに」的なセリフが今作には出てきてたと思うんですけど、それって「アフリカ単一起源説」のことを言ってんだと思います。

昔はそれぞれの地域で人類は勝手に進化してきたんじゃねーかと思われてた(他地域起源説)んですけど、今ではホモ・サピエンスの起源はアフリカで、アフリカを旅立ったホモ・サピエンスがそれぞれの地域で進化を遂げてきたという「アフリカ単一起源説」が主流の考えです。

つまり、肌の色が白色だろうが黒色だろうが黄色だろうが、みんな人類なんですよ。

「海賊王に俺はなる」が口癖の主人公がいる『ワンピース』って漫画でもこんな話が描かれていて、ミンク族ってのが出てくるんですが、彼らは人型の動物(半獣人)の集まりなんですけど、人間である麦わらの一族が来た時に「ゆてぃら(お前ら)は私たちにとって毛の少ない猿だ。つまり同じミンク族だ」的な名言を言うんですね。

要は命ある者同士みんな同じなんすよ。

こんなこと言ってると蚊も潰せなくなってくるんだよな…(笑)

まあ蚊の話は置いておいたとして、そりゃ人間みんな身体的特徴やら性格やら色々と違いはありますよ。でもさ、そんな違いを探すより「あ、始まりはみんな一緒なんだ!」みたいな感じで同じ所を探した方が楽しいし、人生豊かになりますよね。

例えばさ、合コンしてて女の子が「私映画が好きでよく1人で行っちゃうんです…好きな映画は恥ずかしいんですけどジョン・ウィックです」とか言ってたら「ああ!俺もぉぉぉぉぉお!」みたいな感じで自分と同じところを見つけると無駄にテンション上がるじゃないですか。そーいうことですよね(どーいうこっちゃ)

まあ、自分と同じところ探した方が楽しいし、そうすれば違いも受け入れられるよねって話です。

 

 

2. 授かったモノは独占せずに弱者に分け与えた方が最終的に得をする?

 

なんかね〜、もしかしたらチープな考えかもしれないですけど今作を観てて

"奪われないようにするから奪われるんじゃね?"

って思ったんですよ。

今作のオコエことダナイ・グリラさんがミショーンを演じてる大人気ドラマ『ウォーキングデッド』もそうで、ゾンビだらけになった破滅状態の世界で食料・安全地帯を手に入れた者たちは奪われないように壁を築くんですよね。そうなるとやっぱり奪おうとする奴らってのも登場するわけですよ。

でもでも、簡単な話じゃないのは重々承知ですけど、「うお〜食料よこせオラァァア」って来た者に対して「あ、いいっすよ〜」って対応したら「あ、マジスカ?あざま〜す」ってなると思うんですよねwww(いや〜我ながら実に安易な考えw)

でも、争いは少なくなると思うんですよね。

もちろんそんな優しさ発揮してると食料が無くなってくるとか、安全地帯に人が溢れちゃうとか新たな問題が生まれると思いますけど、そうなったらまた対処法を考えれば良いじゃん。って思ったり・・・(笑)

っていうか僕、福島出身でして、バリバリ震災経験してるんですけど、水が1~2週間ぐらい出なくなった時あったんですね? そん時に、僕の住む市には湧き水を使って豆腐を作ってる豆腐屋さんがあるんですけど、その店が水を配ってたんですよ。(正直、家も近くないので豆腐屋だったか記憶曖昧なんですけど豆腐屋にしときますw)

もう、多くの人が「本当にありがとうございます本当にありがとうございます」って言って水を貰ってましたよ。

まあ僕もそこで水貰って死ぬほど「ありがとうございます」って言ったんですけど、ある程度復興してきた時にその豆腐屋さんで両親が商品買いましたからね。多分、感謝の意を込めて商品を買った人は他にもたくさんいたと思います。

・・・その豆腐屋さんは水を独占せずに分け与えた結果、後に商品を買ってくれるお客さんが増えたわけですから、やっぱ恩はまわってくんのかもしれないですよね。

『ブラックパンサー』に話を戻せば、豆腐屋さんがワカンダですよ(笑)

ワカンダが人類のために資源や技術の支援をしたら、そのうちワカンダにも恩が返ってくるかもしれないですからね〜。今後のワカンダはどうなってくんでしょうね。

っていうかワカンダは鎖国を解いたわけじゃないですか。ってことはインフィニティウォーでは宇宙からの驚異にワカンダの技術・資源で対抗するんですかね?どうなるんだろ・・・う〜ん、楽しみ。

 

追記:2018年3月4日

実家の母に確認したら「豆腐屋」じゃなくて「味噌屋」さんでした(笑)

ホントすいません味噌屋さん・・・

追記ここまで

 

 

 

 

おわりに

 

いや〜久しぶりに長々と書いてしまった。

なんか本当はくだらないことも含めてもっと語りたいことたくさんあるんですけど、まとまらないんでこの辺にしておこうと思います(笑)

まあそれだけ、ヒーロー映画としてのエンターテイメント性を持たせながら深いテーマも描いているという語りがいのある映画だったってことですよ!

でも上述しましたけど個人的には『キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー』の方が好きですね。(アクションが見づらいか見やすいかの差でキャプテンが勝利w)

 

っていうかちゃんとMCUのプロジェクトに沿いながら描きたいモノを描いてるの凄いですよね〜。監督ライアン・クーグラーも凄いけど、マーベル・スタジオの制作社長・プロデューサーことケヴィン・ファイギの頭の中はどーなってんだいったい…。

 

 

 

Fin

 

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余談

 

ボク、マジで音楽に疎くてですね…全然気づかなかったんですけど、いつも仲良くしてもらってるブラックミュージック好きの先輩が言うには、キルモンガーの精神がマンションの部屋に行った時、部屋に「パブリック・エナミー」っていうヒッポホップグループのポスターが貼ってあったらしくて、それはブラックミュージック好きの人からすると激ヤバな事らしいですよ?

 

調べたらこういう方々らしいです。

パブリック・エナミー(Public Enemy、 PEとしても知られる)は、ニューヨークのロングアイランド出身のヒップホップ・グループである。政府やマスメディアなど、既成の権威からの自立を訴える歌詞や、アメリカの(特にアフリカ系アメリカ人社会に関わる)社会・政治問題に対する積極的な活動で知られている。

Wikipediaより引用)

なるほどね〜。

映画に出てくる本に作品と関連性のない本は無いのと一緒でポスターも無意味な物は無いですよね〜そりゃ。

おもしろ。

 

 

つーか、ヴィブラニウムの車に槍で穴開けられるのって・・・The矛盾ですよね。

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