しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】実録映画『全員死刑』から学ぶ人生(レビュー)

こんな人間も世の中にはいるんですよね。

 

 

どん

 

 

『全員死刑』

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作品情報

 

スタッフ

監督  小林勇貴

原作  鈴木智彦

脚本  小林勇貴
    継田淳
製作  永山雅也

(以上、映画.comより)

 

キャスト

間宮祥太朗  首塚タカノリ
毎熊克哉   首塚サトシ
六平直政   首塚テツジ
入絵加奈子  首塚ナオミ
清水葉月   カオリ
落合モトキ  吉田カツユキ
藤原季節   吉田ショウジ
鳥居みゆき  パトラ

(以上、映画.comより)

 

あらすじ / 解説

本物の不良少年たちを起用して描いた「孤高の遠吠」で注目された小林勇貴監督の商業映画デビュー作で、2004年に福岡県大牟田市で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った強盗殺人死体遺棄事件を映画化。死刑囚として獄中にいる次男の手記をベースにした「我が一家全員死刑」を原作に、未だその真相が解明されていない凶悪事件が描かれる。借金を抱え、困窮した生活を送っていた4人の家族。近所の資産家一家が脱税で蓄財していることを知った彼らは、資産家一家の金を強奪する計画を企てる。無謀な計画から1人が殺害されたことをきっかけに家族はさらに暴走。最終的に4人を殺害するまでエスカレートしていく。主人公の次男タカノリ役を「帝一の國」「トリガール!」の間宮祥太朗が演じるほか、長男役を毎熊克哉、両親役を六平直政、入絵加奈子、タカノリの恋人役を清水葉月がそれぞれ演じる。(以上、映画.comより)

 

予告

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まえおき

 

2004年9月に起きた実際の事件、通称「大牟田4人殺害事件」を元に作られた本作。

あんまり邦画を観ないので最初はそんなに観る気が無かったんですよ・・・。

でも、youtubeの広告かなんかかな?忘れちゃったけどどっかで出回ってた予告がかなり面白くてちょっと見ようかな〜って思い初めてました。

僕が見た予告ってのは上に貼ってあるやつなんですけど、始めは誰がどう見てもYoutuberのクソ動画だって思うような動画になってて、再生を続けてると間宮祥太朗が突然現れて(実は最初からいた)絞殺し始めるんすよ。

 

ナニコレ!?

 

って思いますよねw

『全員死刑』気になり始めますよ、そりゃあ(笑)

 

そしてですね予告を見続けると、こんな髪型の間宮祥太朗がチラリと映るんですよ。

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ドキっ

 

この髪型大好きィィィィィィィィイイイ

 

実際に僕はこういう髪型にしてるぐらいなんで、今作を絶対に見るって決意しました。

ウソです。

 

上の画像のような髪型は本当にしてるんですが、見るって最終的に決めたのは映画評論家の町山さんがゴリ押ししてたからです。(笑

 

ってことで、18日に見てきたんで早速感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

普通の人が普通に生活してたら絶対に味わう事の無い、または知る事の無い出来事を具体的な映像で見せてくれる・・・

これぞ "映画" だ!!!

 

 

 

いや〜〜、こんなこと言って良いのか分かんね〜けど楽しかったw 

あと、自分に安心した。(笑)

安心したって何の事か見た人なら分かると思いますけど後述しますね。

 

って事でいつも通り感想を以下に幾つかまとめま〜す。

 

 

 

 

良かった所・印象に残った所

 

映画の素晴らしさが今作には詰まってた

 

まあ、今作は実話を元にした話なわけですが、僕は以前『パトリオット・デイ』という同じく実話を元にした映画の感想で以下のような事を書いています。

映画の素晴らしさって考えれば何個も出てくると思うんですけど、大きく言うと二つあると僕は思っています。

一つは「楽しませてくれる」という事。まぁ、エンターテイメントって事ですよね。

二つ目は「教えてくれる」という事だと僕は思います。

どういう事かと言うと、ニュースで日々いろんな事件が流れていると思いますけど、それって「こんな事が有りました。」って最終的な結果を伝えてるだけで、どんな事情があってそうなったとか、その事件を解決するまでこんなドラマが有りましたとかまでは流石に詳しく知れないじゃないですか。

今作が公開されるちょっと前の5月22日に爆弾テロが有りましたが、日本でも当然ニュースになりました。でもやっぱりそれは結果を伝えてくれてるだけで、どんな爆発だったのか、被害者はどんな怪我だったのか、どんな人だったのか、犯人にはどんな事情があったのかって事までは詳しく知れませんよね?

別にニュースを否定してる訳ではないですが、その点を詳しく描いて観客に映像で「教えてくれる」のはやっぱり映画なんですよね。

今作はちゃんとどんな事件だったのか、どんな怪我だったのか、被害者はどんな人たちだったのか、犯人はどんな奴だったのか、捜査はどのようにして行われ、どのようにして結末を迎えたのかってのをちゃんと教えてくれます。

こういうのをリアルに描けば描くほど、普通に生きてたら詳しく知る事のない出来事を映画を見るという行為だけで学べるんです。

だから「教えてくれる」という事をちゃんとやってくる映画は素晴らしいなと思います。

【ネタバレ有・感想】『パトリオット・デイ』から学ぶ人生から抜粋)

 

今作『全員死刑』には「楽しませてくれる」「教えてくれる」の2つがありました。

何が言いたいって素晴らしいって事です(笑)

 

金がやべーから資産家一家全員殺して強奪。なーんて話の詳細、普通に生きてたら知る事出来ないですよ・・・。

それが電車に乗って映画館に行くってだけで知る事が出来るんですからね〜。

良い時間を過ごしましたよホント。

 

 

 

 

コントみたい・・・なのが最高。

 

まず、序盤から最高です。

何が映るって女子高生のパンツ履いた股間のどアップですよ!?

しかも監督の名前も同時に映ってるんですが、監督の名前の真ん中らへんに女性のアレに見えるマークがあって、それが見事に女性の股間に重なってるわけです。

もう、その時点で失笑だったんですけど

 

この映画見に来て良かった〜

 

と思いました(笑)

 

 

あとね〜編集っていうか間の使い方が芸人っぽいし完全に笑かしにかかってんすよ(笑)

なんて言うか、普通はここら辺でカット変わるって所でも変にカットが続いて、変な "間" が生じる事が結構あって笑っちゃうんですよね。

例えば次男タカノリと長男サトシが吉田家の金庫を盗む時にタカノリが遊びに来たってテイで吉田ホームに偵察しに行くくだり。

偵察した結果、"おわりたいちょー"ことショウジしか家に居ない事が分かりますよね。で、外で待つ兄貴の所に報告と相談をしに戻って、こーんなやりとりをするんすよ。

 

「ショウジしか居ないけどどうする?」

 

「・・・・・・・・・・・」(無駄に長くカットが変わらない)

 

「ビビってんの?」

 

実際のセリフは「ビビってんの?」とは違うセリフを言ってましたが、無駄にカットが変わらないから変に間が生まれてて完全に"お笑いの間の取り方"になってるんすよね。そんな所が何個もありました。

見てて「なにこの間・・・」ってなるからなんか笑っちゃうんすよね・・・

それが良かった。

 

あとさー、どうでも良い話なんですけど、なんかよく分かんない病院でカオリがタカノリのシンボルをペロリンチョするシーンがあると思うんですが、パッとカットが変わると練乳をダラリと口からこぼしながらイチゴを食ってるカオリが映つるんすよね。

あれ見て人生で初めてオヒトリプレイした後に夕飯で牛乳出された時に吐きそうになった時を思い出しました・・・。

はい、忘れてください。

 

 

・・・まあとにかく、終始笑っちゃう出来事や笑っちゃう演出ばっかなんですけど皆さんは以下の言葉を知ってますか?

 

"人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇。"

 

これは喜劇王ことチャーリー・チャップリンの名言なんですが、今作の展開のほとんどがこんな感じでした。

 

『全員死刑』で首塚一家、特にタカノリがやってる事って彼からすれば大真面目なんですよね。(クローズアップで見れば悲劇)この世界で生きる為に必死なんです。

でも信じられないような事を平気でするし、馬鹿だから、第三者っていうか 傍から見てると笑っちゃうんですよね・・・。(ロングショットで見れば喜劇)

とはいえ、"おわりたいちょー"を最初に絞殺して家から運び出す時にタカノリは「ナメクジみてぇだな」「塩かけて溶けたら楽なのにな」的なこと言うから真面目なのかよく分かんなくなりますけどね(笑)

 

 

 

 

 

 

アホな人間の行動を知ると・・・

 

今作で"おわりしゃちょー"ことショウジは以下のような事を言います。

 

「安心を与えてるんですよ。」

「人間は自分よりアホな人間を見ると安心する」

 

この発言が今作の全てを物語ってるな〜と感じました(笑)

 

っていうのも、僕、ニュースを見ていてたまに安心する時があるんすよね。

どういう事かと言うと、僕はいつも明るいですが仕事とかしてると俺ってまだまだだな〜とか、明らか自分より出来た人間を見て俺はへなちょこだな〜って自分に失望する時があるんすよね。

そんな時に、ニュースで焼き鳥屋の店長が自分の店に強盗とか遠足のバス手配するの忘れたから遠足を阻止する為に学校を脅迫とかいうアホ事件のニュースが流れると

「あ、俺はこんな事しない・・・人として大丈夫だ。俺!自信持て!」

って変に安心する時があるんすよwww

これ冗談抜きで皆さんもそんな時ありませんか!?(笑)

で、今作の出来事全てがまさにそうなんです。

クスリとのりたまを すり潰して弁当にかけて、それを人に食わして頭飛ばす。なんてこと絶対しないでしょ!?

僕たち・私たちは人としてまだ大丈夫!って安心しませんか!?

 

俺は安心しましたよ!!!!

 

 

ってことをね、 "おわりたいちょー" が全て物語ってくれてたんです(笑)

 

どうでも良いですけど "おわりたいちょー" って "はじめしゃちょー" をから生まれてるんでしょうね。

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タカノリにはタカノリの正義がある

 

僕ね〜、小学生の時に『フェイス/オフ』という映画を見て気付いたんですが、心の奥底から悪な人間ってそんなに居ないんじゃないかな〜って思ってます。

最近あった座間市のバラバラ事件はちょっと何考えてるか分かんないけど、基本的には人それぞれに正義・良心があって、それに従って動いてるんですよねみんな。

で、間違った方向に正義や良心を向けてしまうから結果的に周りから悪と認定されるわけですよね・・・。

今作のタカノリにも、彼なりの正義や良心がありますよね。

行動の理由は一応、愛する女を守る為・家族の為だったりするじゃあないですか。

要は他者の為にやってるわけです。「愛する人・家族の為に人を殺す」それが彼の正義なんです。

バカ兄貴の方は結構 "純粋な悪" って感じなんだけど、それでもタカノリの彼女が去ってしまうのを見て、タカノリに車を貸してあげるという良心を見せてますしねぇ

でも、正義がなんだろうと良心があろうと

やっちゃイケナイ事はやっちゃイケナイんだよぉぉぉぉ・・・

 

まぁ彼らは絶対にやってはいけない事を最悪の場合はやっても良いって思考回路の両親の元で育ってしまったから、間違った行動を選ぶような思考回路になってしまったのかもしれないですね。

子供ってのは白いキャンパスと一緒で何色にでも染まりますから・・・子供の時から間違った色に染められて来ちゃったのかもしれませんね・・・。

・・・んー。

なんか擁護しちゃってる?

 

ダメなもんはダメ。

 

 

あ、そうそう。

今作『全員死刑』と似てる映画が有るんで後ほど紹介しますね。

 

 

 

 

『全員死刑』から学ぶ人生

 

〜どんな事情があれダメなもんはダメ〜

~親孝行は法の範囲内でしましょう~

〜自分よりアホな人間を見て安心してるようではダメ〜

 

確かに"おわりしゃちょー"が言ってたように自分よりアホな人間を見ると安心します。

でもそれじゃあダメですよね〜やっぱ。甘いです。

上を見ていかないと。

なーんてちょっと意識高い人発言してみました〜。

 

 

 

 

 

『全員死刑』が好きな人にオススメな作品

 

オススメっていうか今作は、今から紹介する映画に結構似てます。

小林勇貴監督も参考にしてんじゃないかな〜って思うぐらい似てます。

だから、間宮祥太朗が大好きだから見ました〜。な〜んていう女の子にはオススメ出来るか分からないんですけど、『全員死刑』の残酷なんだけど笑っちゃう感じの雰囲気が好きな人はカナリ楽しめる映画だと思います。

そのオススメの映画とは・・・

 

どん

 

『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』

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<あらすじ>

筋トレだけが生きがいのジムトレーナーのダニエルは、自分の冴えない人生にうんざりしていた。そこで彼はジムに通う裕福なビジネスマン、ヴィクターの誘拐を計画する。早速彼はジムで共に働くエイドリアンと、ジムの新入りで前科者のポールと共に誘拐を決行する。なんとか計画は成功したかに思われたが、命からがら逃げ出したヴィクターは、私立探偵のエド・デュボイスを雇い、ダニエルらを追い詰めていく。(wikipediaから引用)

 <予告>

youtu.be

 

この映画も実話です。

実話でなおかつ『全員死刑』に負けてないぐらい残虐です。

なんだけど、『全員死刑』に負けてないぐらい登場人物がバカだし撮り方も笑かしにかかってます。

こんな出来事ホントに事実なの!?って思ってると、ご丁寧に「まだ実話です」ってテロップ出てきますから・・・

とにかく色んな要素がぶっ飛んでる映画ですwwww

『全員死刑』が好きな人は『ペイン&ゲイン』を観るべきだし、『ペイン&ゲイン』が好きな人は『全員死刑』を観るべきって思いますね。僕は。

 

ってことで是非、『ペイン&ゲイン』観てみてくださ〜い。

 

 

 

Fin

 

 

 

 

余談

 

クスリを擦り潰してのりたまと混ぜるっていうくだりは基本的には本当なんですが、実際は

 "クスリとのりたま" じゃなくて "クスリとタルタルソース" だったらしいっすよ。

 

 

資産家一家の家がぱっとみ金持ちの家に見えないのがリアルだったな〜

 

 

最後の終わり方は『スイス・アーミー・マン』を思い出したな〜(笑)

 

www.shi-man6354.com

 

 

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