しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『ブレードランナー2049』から学ぶ人生(レビュー)

はっきり言って、まっっっったく世代じゃないです。

 

 

どん

 

 

『ブレードランナー2049』

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作品情報

 

スタッフ

監督       ドゥニ・ビルヌーブ

製作       アンドリュー・A・コソーブ
         ブロデリック・ジョンソン
         バッド・ヨーキン
         シンシア・サイクス・ヨーキン
製作総指揮    リドリー・スコット
         ビル・カラッロ
         ティム・ギャンブル
         フランク・ギストラ
         イェール・バディック
         バル・ヒル
原作       フィリップ・K・ディック

原案       ハンプトン・ファンチャー

脚本       ハンプトン・ファンチャー
         マイケル・グリーン
撮影       ロジャー・ディーキンス

美術       デニス・ガスナー

衣装       レネー・エイプリル

音楽       ベンジャミン・ウォルフィッシュ
         ハンス・ジマー
音楽監修     デバ・アンダーソン

視覚効果監修   ジョン・ネルソン

(以上、映画.comより)

 

キャスト

ライアン・ゴズリング    K
ハリソン・フォード     リック・デッカード
アナ・デ・アルマス     ジョイ
シルビア・ホークス     ラヴ
ロビン・ライト       ジョシ
マッケンジー・デイビス   マリエッティ
カーラ・ジュリ       アナ・ステライン
レニー・ジェームズ     ミスター・コットン
デイブ・バウティスタ    サッパー・モートン
ジャレッド・レト      ニアンダー・ウォレス
バーカッド・アブディ

(以上、映画.comより)

 

あらすじ

LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、
《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、
その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。
彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。

オフィシャルサイトより抜粋)

 

予告

youtu.be

 

 

 

どうでもいい前置き

 

今から35年前にアメリカでは『E.T.』と同時期に公開して大コケしてしまった『ブレードランナー』ですけども、今ではカルトムービーの中のカルトムービーだなんて言われていて、熱烈なファンがいる映画として有名ですよね。

まあ、『ブレードランナー』がカルトムービーと呼ばれるようになる理由は色々あると思うんですけど、やっぱ当時の人からしたら衝撃的だった

ディストピア的な世界観ですよね。

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なんて言ったら良いんですかね、発展してんだけど同時に荒廃もしてる未来って感じ?(笑)

町山さんの言葉をお借りすると、"今まで2種類しかなかった未来(ピカピカな未来とボロボロの未来)の中間をとった未来"って感じですね。

で、その世界観に当時の人たちは衝撃を受けたそうですね〜。

同じく映画好きの親父に

「ブレードランナーは当時どれくらい衝撃的だったの?」

と聞いたら

 

「忘れた」

 

と一掃されましたけど・・・

まあでも本当に当時の人たちには衝撃を与えた作品のようで、『ブレードランナー』に影響されたSF映画ってのはたくさん出るようになりました。

影響された作品ってたくさんあると思うんだけど、有名どころや最近の作品でいうと

『未来世紀ブラジル』『ソルジャー』『マイノリティ・リポート』『ゴースト・イン・ザ・シェル』etc...

とかですかね。

そーいえば、俺の記憶の引き出しには「処分予定」と書かれた張り紙が貼ってある引き出しがあるんですけど、その引き出しに入ってる『テラフォー◯ーズ』という作品ももろにブレードランナーっぽい世界観だった気がします。

(ブレードランナーとは対照的で "赤" が多い)

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あとね〜、ちょっと記憶が曖昧だけどコリン・ファレル版の『トータル・リコール』に出てくるダグラス・クエイド(コリン・ファレル)の家の内装が、デッカードの家の内装ぽかった気がします・・・。

 

そもそも『ブレードランナー』の未来都市は、実在の都市がこのまま進めばこうなるってのを予想した世界なんですよね。

なんですが、その "予想で生み出した都市" が当時すごい衝撃的なものだったから皆んなこぞってそれを真似しようとして、本当に『ブレードランナー』の世界に近づくっていうね...映画って魅力的だな〜と改めて思える映画だったりもします。

 

 

で・す・が

 

冒頭に書きましたけども僕は現在20代前半のチンチクリン人間なので、もちのろんで『ブレードランナー』直撃世代じゃないわけです・・・。

小学4年生ぐらいだったかな?親父がレンタルしてきたのを横で見てましたけど、全然面白くなかったですし、『ブレードランナー』に影響された作品を先に見て育ってるから

へ〜これがSF映画に影響を与えた作品なんだ〜(鼻くそホジホジ)

って感じで衝撃なんざ受けるわけがないですよね(笑)

 

で、小学生の時より感性が整った状態で見直したら感想が変わるかな〜と思って、大学生ぐらいの時に見直したんですけど、逆に何で小学生の時に「おもしろくない」と感じたのか詳しく分かっただけでした(笑)

基本的にガッツリ戦うアクション映画、欲を言えば主人公が強いアクション映画が好きな僕にとって、戦うまでに一時間ぐらいかかったり、戦いが始まっても笑っちゃうほど主人公が弱かったりする『ブレードランナー』は死ぬほど退屈でした・・・。

まあ主人公が弱いのは私立探偵を意識してるからって理由があるらしいし、弱いのが良いって言う人もいるんだけど、ちょっと僕には無理でしたね(笑)

 

っていうか、『ブレードランナー』って哲学的テーマが強い作品でもありますよね?

哲学的テーマが強い映画も好きなのにもかかわらず、それ以外の要素が退屈過ぎるから、興味深い映画ではあるけども面白いか面白くないかで聞かれたら「面白くない」って答えちゃいますね〜僕は。

だから当時『ブレードランナー』に衝撃を受けた人たちが羨ましいですね。

その衝撃を僕も味わってみたいです・・・。

 

やべっ気づいたら前置きが超長くなってしまった!!(笑)

 

『ブレードランナー』をあんまり楽しめなかったからこそ、現代の技術で描かれる『ブレードランナー2049』に非常に興味があり、めっちゃ楽しみにしてたので公開日の仕事終わりにバルト9で観てきました!

僕の大好きなゴズリングスマイルは出てくるのだろうか!!(笑)

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ってことで長くなりましたがいつも通り初めて行きましょう!!

しーまんの映画から学ぶ人生!!!

 ※ネタバレかなりしてるので、ご注意ください

 

 

 

 

いつもはキャスト紹介やらなんやら書きますが、今回は少々忙しいので早速感想に入らせて頂きます、、、

 

 

ネタバレ感想

前作『ブレードランナー』も映画館で観てたら評価違ったのかな!?

凄い!凄すぎる!Kもデッカードも本当にいると思えるぐらいブレードランナーの世界に引き込ませてくれた!!!

それにしてもK、、、いや、ゴズリング。あなたは本当に哀愁漂う男が似合うなぁ〜

 

 

いや〜、とにかく凄かった。

てか、感想をどういう風に書けば良いのか迷う作品でしたね・・・。

深いし考えさせられるしで、真面目に書くべきかいつも通りふざけながら書くか迷います。

う〜ん。

 

真面目に書きます。

 

ってことで、いつも通り印象に残った所などを真面目に書いていこうと思います。

 

 とはいえスゴーーーくネタバレしてるので、まだ観てない方は読まないでください。

それでは

 

 

 

 

良かったポイント・印象に残ったポイント

 

 

序盤からファイトシーンがあるだけで前作を超えてると思っちゃった。

前作と同様に物語はちょっとした文字による経緯説明?スターウォーズのオープニング・ロールのようなもの?による経緯説明があってから瞳が映って始まりますよね?

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で、文章による経緯説明で「bladerunner」という文字が出るタイミングが最高だったりするんだけど、こんなこと語ってたら日が暮れるので今回は割愛・・・。

 

僕が語りたいのは序盤からファイトシーンが出てくることです。

今作は始まってから割とすぐに、デイヴ・バティスタ演じるサッパーと K のファイトシーンが展開されますよね?

前作の1つの不満として、戦いが始まるまで55分ぐらいかかって退屈。というのがあったんですよ・・・。あの映画。

多分、リアルタイムで映画館で見てたら世界観の衝撃で退屈はしなかったのかもしれないけど、アクション好きの僕からすると家とかで見ると どーしても退屈だったんですよね。

でも今作ではすぐファイトしてくれます。

アクション好きの僕は この時点で凄くうれしかったですねー。

 

・・・っていう話だけで終わらせたら脳みそ筋肉野郎の感想になってしまいますね。

今作では、Kは人間なのかレプリカントなのか、レイチェルとデッカードの息子なのかそうじゃないのかってのが、これでもかってぐらい展開していきますけど、序盤の戦いにもその答えとなるヒントが散りばめられてるんですよ。

 

要は明らかに人間同士の戦いじゃあないんです。

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サッパーの打撃はいとも簡単に壁に穴を開けるし、Kは何度も壁に叩きつけられても平気だし、サッパーがKの腕にナイフを刺そうとした瞬間、僕は痛みに叫ぶ K を想像したけど、実際 K  は腕を刺されれても表情1つ崩さないんです。

その戦いは絶対人間の戦いじゃないし、前作の特徴とも言える、一応人間とされているデッカードのやられっぱなしの戦いとは大違いですよね。

 

アクション要素がある映画ってのはオープニングに戦闘シーンを入れてくるのは定石というか、入れた方が観客は楽しんでくれるから確実に入れた方が良いんですけど、今作はちゃんと序盤にアクションシーンを入れてたからテンポとしてもgoodです。

そして、ただアクションを入れるだけではなく、ちゃんとその中に物語における重大なヒントを散りばめてアクションを構成してたから非常に上手いなと思いました。

 

 

少し話ズレますけど、今作でライアン・ゴズリングのスタントダブルを担当している方はマーティン・デ・ボーアという方でして、これから公開の『アベンジャーズ:インフィニティウォー』でドクターストレンジのスタントダブルを担当してるので興味ある方は覚えといてください(笑)

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続けて話がズレます(笑)

元々ライアン・ゴズリングという素材がめちゃカッケーというのも大きいと思うんですが、 K が着てるコートめっちゃカッコ良くなかったですか?

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カッコいいと思った方。

 

探したらありましたよ。

 

でん

www.amazon.com

 

 

 

 

 

 

アナ・デ・アルマス演じるAIことジョイと K の絡みが・・・

 

ひと仕事終えて周りの人々から罵倒を受けながら我が家に帰ってきた K は彼女的な人物とたわいもない会話をするんですよね。でも彼女の姿は全く映らなくて声だけが聞こえてくる状態。こーいう所がイチイチ上手いというか、楽しいですよね。

要は、彼女はAIっていうのと、天井に付いてるセンサー的なものがあるリビングでしか姿を現すことが出来ないってのを観客にはすぐ見せないから、ジョイが姿を露わにする時は多少なりとも驚きがあるようになってます。

 

まあ上述したのはあくまで演出の話なので展開の話をしておくと、 K はジョイがどこにでも行けるようになるアイテムを購入してくるんですけど、その事を知ったジョイは喜ぶような表情をするんすよね。

AIとはいえ、確実に "心"  "自我" を持ってるんですよ、、、

そんで "確実に心を持ったAI" と K は恋をしてるわけですが、そのやりとりがね〜、第三者として見てると凄い切ないんですよね〜。

外に出て雨に打たれながら抱き合うシーンなんか切な過ぎるでしょあれ・・・。

あと、Kに仕事の連絡がくるとAIのジョイちゃんはどうなるかと言うと、動作が停止しちゃうんすよね。

皆さんはデート中に仕事の連絡が来るとどうですか?現実に戻る感じがあってイッキに覚めません?

その現実にイッキに戻される感じってのが上手いこと表現されていて良かったと思います。

 

あとは、個人的には名シーンだと思ってるマリエッティとジョイが"同期"するシーン。

"同期"だっけ?"同調"だっけ?ま、いいや。

明らか男の名前だろって名前のマッケンジー・デイビス演じるマリエッテイが

K の家に来た事からそれは始まるんだけど、あれは色々と良かった・・・。

 

まず、ジョイの発言と行動がグッと来ますね。

ジョイはですね、家に来たマリエッティが K との性行為を求めてるって事に対して、嫉妬するわけでも怒るわけでもなく、自分に実体がないという事を理解した上で K の事を思いやってマリエッティとKが性行為する事を許すんですよね。

なんて良い女なのこのAIは、、、もうねAIとか関係ないっすよ。相手を思いやれるかどうかですよ、、、せつね〜。

しかもKは その流れにちょっと戸惑うんですけど、それはジョイを思いやってるからこそですよね・・・。

二人とも凄い人間味というか、愛が溢れてると思います。

で、結果的にジョイが同期するとか言って、ホログラムのジョイと実体のあるマリエッティは姿が重なります。

そしてここで面白いのが同期が完全じゃないからか、姿が重なってもどっちの見た目にも見てとれるんですよね。

ん?マリエッティにも見えるし、ジョイにも見える・・・って感じ。

あれは凄い印象的で、今後ずっと記憶に残るシーンになってたと思うし、面白かったですね。(笑えるって意味じゃないですからね?w)

 

 

あ、そうそう。

個人的にAIのジョイ役にアナ・デ・アルマスを抜擢した事が大正解だと思ってます。

ジョイっていうAIは街に広告が出てる事から分かるように、普通に量産されてる"商品"ですよね。

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だから誰が見ても美人と思うような、言わば完璧な見た目をしてないとちょっとおかしいですよね。

例えばそうだな〜。

 

キルスティン・ダンストがAIのジョイだったら世界で20人ぐらいしか買わないでしょ。

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マギー・ギレンホールがAIのジョイやってたら世界で10人ぐらいしか買わないでしょ。

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・・・えーと、この二人はアメコミ映画のヒロインを演じてた二人なんですけど、ブ◯イク過ぎてキャスティングの人イカレタのかと思いましたからね。

それにしても非常に悪意のある使い方してしまいましたね。すいません(笑)

 

ってことで、アナ・デ・アルマスがAIのジョイだったら誰もが買いませんかね。

恋もしますよねそりゃあ。

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まあ、アナ・デ・アルマスは「世界で最も美しい顔2015」でなんと9位に選ばれてる女優ですから、誰が見ても美しい見た目をしてる女優ですよね。

その完全無欠で非の打ち所のないルックスがAIとしてピッタリでした。

ちなみに「世界で最も美しい顔2015」はクロエ・グレース・モレッツが7位でアルマスちゃんより上なんですよ。クロエ・グレース・モレッツのルックスって結構意見分かれる見た目なのに順位が上だから、順位の基準が謎ですけどね(笑)

 

さて、ジョイの話をしてしまうと彼女が迎える結末の話もしておかないと気が済まないのでさせて頂きますね・・・。

彼女が迎える結末、そしてその結末のすぐ側にいるK / ゴズリングの表情・・・。

泣いてしまいました。

今思い返しても目がウルウルしてきます。

全て言ってしまうと、K のあとを追ってラスベガスにやってきたラブが、戦いの途中でKの持つジョイを映し出してるアイテムを踏み潰すワケです。

踏み潰す瞬間、ジョイは最後を悟ったのか「愛してる」とKに伝えてから、一瞬で姿が消えてしまいます。

体はないけど確かに彼女は死にました。

量産されてるかもしれないけど確かに彼女はKを愛していました。

あっけないといえばあっけないほど数秒の出来事でしたよね。

それでもあのシーンは悲しく・とても切ないシーンになってました。

Kの表情が・・・もうなんとも言えないですよね〜。

なんて言ったらいいんでしょう。怒ってるんだけど怒ってもしょうがない、彼女はもう戻ってこないと悟ってるような表情?あの時の彼の表情にはどんな心境があるのか完全に憶測でしかないですけど、とても深い何かがありましたね。

さすが切ない顔させたら天下一のゴズリングって感じです。

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デッカードことハリソン・フォードの演技

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前作でデッカードがレイチェルと恋してしまうというのは、実は仕組まれていたって話しでしたよね?

それって後付けにも程があるだろって少し思ったりもするんですけど、それはしょうがないとして、レイチェルが出てくるシーンが忘れられないですね。

っていうより、レイチェルが出てきた時のデッカードの表情!

ハリソン・フォードの演技!

 

みなさん気づいたか分からないですけど、レイチェルを見た瞬間にデッカードの耳はピクリと上に上がるんですよ。

あれはね〜、なかなか出来る演技じゃあないと思いますよ。

単純に表情の変化で耳が上がっただけだと思うんですけど、あの演技は、彼は確かにあの世界の中に生きていて、レイチェルという女性を永遠と愛いしている というのを強く感じさせてくれました。だから「ブレードランナー」という壮大な世界観のお話にイッキに説得力を持たせていたと思います。何度も言いますけど

 

彼は本当にあの世界に生きているんです。

 

ハリソン・フォードって昔は演技が下手っていうか、やる気が無いのでは?って感じの演技がウリだったような気がするんだけど、今作の演技は僕は素晴らしかったと思いますね、、、。

 

は〜あ、それにして「彼女の瞳は緑色だった」だってさ。

 

俺の瞳からは涙だよ馬鹿野郎。

 

 

 

 

 

記憶をいくら植え付けられてるレプリカントだって"心"はちゃんと生まれる

 

木馬に関する記憶を植え付けられてるKは、とある展開からその記憶が本当は自分の記憶じゃないのかと疑い始めたり、デッカードの息子ではないのかと考え始めたりして、色々と真実を探っていきます。

そして記憶の設計士?的な女性に木馬に関する記憶は「誰かの本物の記憶」と言われる事によって「本物の記憶を植え付けるのは違法」とか色々あいまって、実は自分は人間なのでは?と思い始めるんですけど、結局その記憶は記憶の設計士である"デッカードの娘"のモノで、Kはレプリカントだったじゃないですか。

要は自分が抱いた希望はこどごとく砕かれて行くんですよね。

それでも彼はデッカードを娘の元へ届けるという行いをするんですよ。

その決意を生み出すのは彼の中にある心ですよね。

もうね、完全にレプリカントと人間の間にある違いは頑丈かそうじゃあないかぐらいですよ、、、。

っていうか、K。あんたホント人間らしいよ。

 

あとね、ラブにもそんな事を感じました。

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彼女はウォレスに対して凄く忠実にプログラミングされていて、もっと言うと愛するようにプログラミングされてるらしいんすよ。

だから彼の為に人間を普通に殺します。(めっちゃ強い)

で、無表情というか凄い冷酷な表情していて、一見心が無いように見えるんですけど実際そうじゃないように思えるんですよね。

どういう事かと言うと、彼女の前でウォレスが一体のレプリカントを殺す時に彼女は無表情ながら涙をポロっとこぼすんですよね。

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あれは彼女の奥底にある "心" から溢れ出る正直な感情が形となって無表情ながら涙をこぼしたんじゃあないですかね・・・

記憶を植え付けられて命令に対して忠実な人造人間だって、やっぱり心はあるんですよね。

あの涙の真相は分かりませんが僕はそう感じました。

 

 

 

 

 

 

Kがラスベガスに到着した時に現れる蜜蜂の意味は?

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Kがラスベガスに到着した時に手に蜂が止まり、そのまま前に進むと蜜蜂がたくさん出てきますよね。そして謎にKは蜜蜂がたくさんいる箱の中に手を突っ込みます。

そのあと説明は一切ないです。 

あそこの意味分かって無い人結構多いんじゃ無いですかね?

僕もね〜凄い引っかかったんですけど、映画見てる時はまったく意味が分からなかったです。

鑑賞を終えてから、いつもは電車で帰る道をあえて徒歩にしてめっちゃ考えながら歩きましたよ・・・。

その結果、何点か気づいた事があります。

まず、前作に蜂って出てくるじゃんという事です。

どこかと言うと、デッカードがレイチェルにレプリカントかどうかのテストをするシーンです。

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あそこでデッカードはレイチェルに対して「テレビを見てるときに蜂がとまる」と言うとレイチェルは「殺す」と言うんですよ。

このやりとりを踏まえて考察するとなんとなく答えが出てきます。

蜂がとまったら「殺す」というレイチェルに対して、蜂がとまっても"殺さない" K 。

殺さないどころが蜂で溢れる箱に手を突っ込みます。

これは

Kがレイチェルの息子では無いという暗示なんじゃね〜の?

と思いましたね。僕は。

しかも蜂が出るタイミングって、僕たちがKはレイチェルとデッカードの息子なのでは?って一番感じてる段階で出てくるから、あながち間違った考察では無いかな〜?と思います。

(追記:2017/10/30)

「蜂」については映画評論家の町山さんも上述した事を言っていたので間違ってないと思います。自分の考察が間違ってない!うぉぉぉぉお!と思ったのと同時に、言われたぁ...と思いました(笑)

 

 

あと、蜜蜂って放射能のバロメーターと呼ばれてるぐらい放射能に敏感な生き物なんですよ。ちょっと放射能が高いとすぐ死んでしまうんですって。だからデッカードが本当に放射能のバロメーターとして蜜蜂を使ってた可能性もありますよね。

いや、これはねーか。(笑)

 

その他に考えられるのは、蜜蜂=希望とかですかね。

蜜蜂は綺麗な環境でしか生きていられない生き物なので、あんなどう見ても綺麗とは思えないラスベガスに生きてる事が少しおかしいんですよね。そもそも蜜源がないですから。

それでも蜜蜂が生きてるのは環境が綺麗になってるから?どこかに蜜源となる植物があるから?と思ってしまいます・・・。

そもそもの話、蜜蜂は植物の受粉の手助けをしてるなどの理由から、地球上の食物連鎖において重要のな役割をしてると言われています。だから食糧難になった『ブレードランナー2049』の世界において蜜蜂が存在してるという事は1つの希望のようにも感じます。

いや、この考えも違うかな(笑)

 

 

じゃあ他に考えられるのは蜜蜂=運び屋・K=?って感じですかね。

蜜蜂には凄い細い毛がたくさん生えていて色んなものを体に絡めつけてしまうと言われています。

しかしそれが非常に役に立っていて、多くの植物は受粉しないと繁栄出来ないですが、上で軽く述べたように花粉を体に絡めつけた蜜蜂が蜜を吸うために飛び回ることによって、植物の受粉をかなり手助けしてくれています。

要は蜜蜂が花粉の運び屋となってくれてるわけです。

 

・・・この事を踏まえて考えてみると、蜜蜂がとまった K という人物の見え方が変わってきます。

彼は色々あった結果、最終的にはデッカードを娘の元へ届けるという言ってしまえば運び屋になりますよね。

そんな事が蜜蜂に暗示されてたのでは?と考えると今作『ブレードランナー2049』をもう1度見た時に見え方が変わってくるし非常に面白いですねぇぇぇ。

 

 

ってか全然話違うんですけど、Kがベガスにたどり着いた時にドローンを操作して異常がないかを確認するじゃないですか。

ブレードランナーの世界って 機械操作が音声操作の時が多いんですけど、その音声操作が超棒読みでホント感情がないように発声するの良いですよね(笑)

実は前作でハリソンフォードが顕微鏡?のような機械を音声操作して蛇の鱗を見つけるというシーンがあるんですけど、それも超棒読みで「右に〇㎝、ズーム」みたいな事言うんですよね。あれ、たまんね〜。(笑)

今作ではゴズリングの兄貴が度々活躍するドローンを

「東に〇〇メートル、スタップ、ズーム、上に〇〇メートル、スタップ」

みたいな感じで棒読みで尚且つ無感情で発声するのが分かってんな〜って感じでしたね。

 

 

ほい

少々話がズレましたが、上述した蜜蜂こちらは蜜蜂についての記事です↓

ミツバチと環境 | ミツバチから考える環境づくり。名古屋の「マルハチプロジェクト」

 

蜜蜂が絶滅したらどうなるのかよくわかる記事↓

tocana.jp

karapaia.com

 

 

 

 

 

爆音による演出

ちょっと考察っぽい話をしてしまったので、こちらでは素直に感じた事を。

 

音が良かったですね!

 

音を説明するの凄い難しいんですけど、重低音のような爆音と ビリビリとした破裂音のような爆音が印象的でしたね。

あの音がね〜、観客を煽ってるかのように迫ってくる感じもありましたし、少し恐怖すら覚えるような音になってたと思います。

で、基本的に上述した2つの爆音ってのは外にいる時だけに鳴るんですよ。

室内では、とある場面を除いては基本的に爆音的な音は鳴らないです。(当然かもしれないけど)

そんで、今作は世界観が売りの作品でもありますよね?

ブレードランナーの世界観を一番感じられるのは外だと思います。

世界観を一番感じられる "外" に K がいる時にだけ、恐怖感や煽ってる感じを醸し出した音がなるので、なんか世界に吸い込まれる感じがあって見事に観客をあの世界にいざなってたと思います。

あの音が無いだけでだいぶ受け取る印象がだいぶ違うと思いますね。

 

室内で爆音がなるとあるシーンについてなんですけど、どこの事かと言うと K が記憶をたどって木馬を見つけるシーンです。

あそこ、音が凄かったですよね〜

袋の中に木馬は入ってるの入ってないの?ねえねえどうなの?ねえ!

ってあの爆音が言ってたと思います。(笑)

ってのは冗談ですが、今Kが謎に迫ってるよ!と言ってるかのように観客を煽ってる感じで爆音が鳴るので、あそこも凄い引き込まれましたね。

マジでKと一緒に謎を追ってるような感じがありました。

 

 

あと、Kがラスベガスを歩いてる時。

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ここ、なんとも言えない爆音が、なんとも言えない間で鳴りますよね。

音で感じた事を説明するのって本当難しいんですけど、爆音がなったと思ったら止まって、間があってからまた爆音が鳴るって感じでしたよね?ここ。

この"間"がね、どんくらいの長さであるのかも分からないから凄い"未知"な感じがあるんすよ。

で、画面に映ってるのはラスベガスなんですけど、僕らが見た事ないラスベガスだから画面に映ってる世界も凄い未知なんですよ。

目で入る情報も未知、耳から入る情報も未知。

これが凄い効果的に僕らを世界に引き込んでいたと思います。

 

 

 

気づいたら1万字近く書いてしまってるし、真面目に書きますとか言って途中途中ふざけてしまってました(笑)

とりあえず、感想はこの辺にしておこうかと思います。

あ〜だれか僕と飲みに行って語りましょぉぉぉぉぉお

 

 

 

・・・とにかくね、名作・カルトムービーと呼ばれる前作『ブレードランナー』を映画館で見た人たちがいるように、今作『ブレードランナー2049』を映画館で見れた事が本当に幸せだぁぁと思えるぐらいいい作品でした。

将来息子が出来たら見せる作品リストにこの映画のタイトルを記しておきたいと思います。

 

 

つーか、監督のドゥニドゥニ。相変わらず謎を完全に解決させてくれない男だな。

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

余談

 

自分の変態具合に自分で引いた話があるんですけど、せっかくなので紹介しておきますね。(笑)

なにかと言うと、変態しか気づかないだろって点に一個気づいてしまったんです。

えーっとですね。こちらのシーンございますよね?

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ここ、ガッツリとアルマスちゃんの裸が出てくると思うんですけど、あれ、多分彼女の体じゃないですwwww

いやーこんな事に気づいてしまう自分に我ながら引いてしまいます。

なんで気づいたのかと言いますと

アルマスちゃんはですね、『ノック・ノック』という映画でヌードを披露してるんですよ。

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えっ( д) ゚ ゚

脱がなくても売れそうな可愛い子が、見る人を選ぶイーライ・ロスの作品で脱ぐんだ!!!!

っていう衝撃が当時あったんですよ。

だから彼女の裸体って脳内に焼き付けられてるんです、記憶として・・・。

今作でアルマスちゃんが裸体で出現する時に、その記憶が突然叫びましたよ。

 

この体違う!って(笑)

 

実際は本当に彼女の体かもしれないですけど、多分違うと思います。

なんかさ、、、変態に思われそうだからあんま言いたくないんだけど・・・

 

大きさとか形で分かるでしょ!!ねえ男性のみなさん!(笑)

 

 

 

 

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