しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

【ネタバレ感想】実話映画『ダンケルク』から学ぶ人生(レビュー)

チッチッチッチッチッチッチッチッチ

 

 

ドン

 

 

ダンケルク

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スタッフ

監督 クリストファー・ノーラン

製作 エマ・トーマス
   クリストファー・ノーラン
製作総指揮 ジェイク・マイヤーズ

脚本    クリストファー・ノーラン

 

キャスト
フィオン・ホワイト   ヘッドトミー
トム・グリン=カーニー ピーター
ジャック・ロウデン   コリンズ
ハリー・スタイルズ   アレックス
アナイリン・バーナード ギブソン

 

あらすじ

ポーランドを侵攻し、そこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、戦車や航空機といった新兵器を用いた電撃的な戦いで英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていく。この事態に危機感を抱いたイギリス首相のチャーチルは、ダンケルクに取り残された兵士40万人の救出を命じ、1940年5月26日、軍艦はもとより、民間の船舶も総動員したダイナモ作戦が発動。戦局は奇跡的な展開を迎えることとなる。(以上、映画.comより)

 

予告

youtu.be

 

ん~なんかね~
僕って少しあまのじゃくっぽい所がありまして、、、

みんなが好きなものをそんなに好きにならないって言う一面があるんすよね…

で、ノーランってみんな好きでしょ?だから彼の事そんなに好きじゃないんですよw


「俺の作る映画って頭良いっしょ?ね?どうどう?」

「俺がアメコミ作ったらこんなんになるんだぜ?ね?どうどう?」

 

みたいな俺って有能ですアピールを少々感じるのも苦手な所だったり、、、

ウィルスミスの息子ことジェイデン・スミス君なんか12歳ぐらいの時に人生のベストムービーは『インセプション』とか言ってて、それ聞いて「(*´・∀・)ふっ…」と心の底から鼻で笑っちゃう自分もいるし、、、

要は中学生が「映画って深いんだ」と気づく取っ掛かりとなる監督って感じがするんですよねwww

叩かれそうなので結論言ってしまうと


僕が捻くれてるだけですw

 

まぁキライとはいえ彼の作る映画が面白いか面白くないかと聞かれたら、胸張って面白いと言いますし、監督がそんな好きじゃあないからと言って作品を全否定するつもりも、もちろんないです。

単純にノーランが好きじゃないという好みの問題ってだけです。

皆さんだって監督は好きじゃないけど作品に興味あったら映画見に行くでしょ?(笑)

僕が今作を見に行ったのもそんな理由です。

 

ってことで、嫌いとか言っときながらも楽しみ過ぎてTOHOシネマズ新宿24:00からの最速上映を見てきたので眠い目をグリングリンしながら、小ネタやら感想を書いて行きたいと思います。

それでは行きましょう!

 

しーまんの映画から学ぶ人生!!!
チッチッチッチッチッチッチッチッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

作品の小ネタ紹介

ダンケルクの小ネタを紹介いたします。

知ってるわ!!という方はスルーお願いいたします。 

 

 

膨大な兵士の数を映すために1000人のエキストラと〇〇を活用・・・

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今作では救助を待つ膨大な数の兵士が出てきますが、それは1000人のエキストラ+段ボールカットで膨大な数の兵士を再現したのだそう、、、

つまりどっかしらに兵士の姿にくり抜かれた段ボールがいたって事です(笑)

 

 

 

今作で印象的な秒針のカチカチ音

絶え間なくなっていた秒数が刻まれるカチカチ音。

あれはクリストファー・ノーラン自身の懐中時計の音から作成されているそうです。

 

 

 

映画に登場する戦闘機たち

イギリス軍の戦闘機「スピットファイア」

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僕の生半可な知識よりも凄く詳しく書かれてる記事があったので良かったら↓

shinshibunsei.com

 

一方ドイツ軍の飛行機は「メッサーシュミット(Bf109)」といいます。

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ドイツ空軍の主力として第二次世界大戦を戦い抜いた歴戦の勇者とも言うべき戦闘機です。このBf109は単に「メッサーシュミット」と呼ばれますが、「疾風」、「隼」のように戦闘機そのものの愛称ではなく、開発メーカーの名前です。

世界で初めてフレックスタイム制を導入した会社「メッサーシュミット社」の飛行機らしいですよ(笑) 

↓こちら「メッサーシュミット」について詳しく書かれてる記事

メッサーシュミット Bf109

 

ちなみに戦闘機同士が追って追われるという形で空中戦を繰り広げる事を、犬同士が尻尾を追いかけ合う姿に似ていることから「ドッグファイト」と呼ばれます。

 

 

映画終盤に登場する毛布を配る盲目の男は・・・?

謎の人がいましたね〜

盲目の男を演じている彼は、ジョン・ノーランという方で監督クリストファー・ノーランの叔父にあたる人物です。

 

 

 

さてさて、小ネタはこれぐらいにして・・・

 

チッチッチッチッチッチッチッチッチ

 

 

 

ネタバレ感想

おもしろかった!!!・・・んだけど

すんげ〜眠かった。

それは僕があまり寝てなかったからなのでしょうか

 

 

 

宣伝かなんかで「こんな戦争映画見た事ない」とか言ってて、陳腐な事言ってんな〜と思ってたんだけど、映画見てる最中ボクの頭の中は

「こんな戦争映画見た事ない・・・」

となっていて、思わず( ゜Д゜;)ハッってなってしまいました笑

 

って事で、とにかく今まで見た事ない戦争映画になってるのは確かです。
ただ、今まで見た事ない映画をつくりだしてる要素ってのがいくつかあるのですが、それに乗れるか乗れないかで、賛否が別れる気がするな〜
ちなみに僕は賛の方ですね。
ただ、死ぬほど眠かった笑
ホント眠かったんですよぉ、、、
正直眠かった原因の一番は、コンディションの問題なんですけど、他にもあるんでそれは後述しますね…

 

さてさて、
だらだらと文才のない感想を並べてもしょうがないので今作が陸・海・空、3つの物語で別れてたように僕も感想を良かった点・悪かった点の2つに分けてまとめて行こうと思います。

3つじゃねーのかよっと思ったかもしれませんが、3つも分けられないです。ムリムリ(笑)

 

 

良かった点

 


グゥゥゥーと引き込まれる演出

なんて言ったら良いんでしょう、、、なんか、作品の中にグ〜っと引き込まれるような演出ってのが結構印象に残りましたね。

 

個人的に観客の興味とか意識を映像に引き込むためには、ヌメ〜っと映したい物をゆったりと追いかけるようなカメラワークが効果的だと思っています。

素早く何かが「ババババ〜」って展開されるより、ゆ〜〜〜ったりと何かが展開された方が「お、なになにどうなるの〜?」って感じで引きつけられませんか?

 

今作はド頭からヌメ〜っと被写体を追いかける、ゆ〜〜〜ったりとした映像が展開されます。しかもカット割りも少ないから「いつカットが変わるのだろう、カットが変わると何かが起こるのでは?」と無意識に不安に感じるから、気づいたら凄い引き込まれてるようになってましたね。

そして銃撃が始まってからは主人公が走って逃げるんですけど、ダッシュして街を抜けて砂浜の方に行くシーンありますよね?

そこは今まで主人公を追いかけるように撮ってたのに対して、逃げる時は逆にカメラを主人公が追いかけるような構図で撮られていて、それも出来るだけカットを割らずに走る主人公をグゥゥゥ〜〜っと溜めながら撮ってるので見入ってしまいますよね。

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僕はこのシーンを見て『マーターズ』の少女が工場から死ぬ気で逃げるっていう超有名なシーンを思い出しましたね(笑)

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(グロテスク胸糞映画なので万人にはオススメはしません)

 

他には直接興味を引くわけ演出じゃないんですが、面白い映像になってる所がいくつかありましたね。

例えば大勢の兵士を掻き分けて進む担架に固定されたカメラの映像とか。

ガイリッチーがよくやる撮影手法なんだけど、中心はまったくブレずに背景はグラグラ動くような映像だから、大勢を掻き分けて進んでる感じってのがより伝わって良かったです。

固定されたカメラといえば、横に傾きながら沈む船に固定されたカメラの映像も面白かったですね!

「ん?これは沈んでるの?傾いてるの?・・・両方か!!」みたいな感じで水面の近づき具合が良い感じによく分からなくなっていて、イチイチ細かい所で引き込んでくれるな〜と思いました。

っていうのも今作、ビックリするぐらいセリフが少ないので、こういった撮り方とかにバリュエーション持たせないと興味が持続しないんすよねきっと(笑)

 

撮り方に関する話しちゃうと、「あそこも良かったよね!!」ってのが止まらなくなっちゃうんですけど、あと2つだけ言わせて!(笑)

今作で何度か爆撃されるシーンが出てきますけど、一番最初の爆撃シーンが凄い良かった(T□T)

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もうね、このシーン見れただけで満足です僕チン。

ピントは手前にいる主人公に当たってるんだけど、ピントがあってないボヤけた所から爆撃が徐々に迫ってくるんですよね。

この時の主人公が何を考えてるか正確な事は分からないけど、「当たるな、、頼むから俺に当たらないでくれ・・・」と考えるしかないんだろうな〜、、、

とにかくピントを全体に合わせるのではなく完全に主人公のみにピントを合わせることによって"成す術がない"感じが出ていて非常に良かった。

 

あとは空中戦も非常に良かったですよね〜

さすが本当にスピットファイヤを飛ばして撮影してるだけあって、映像に

「あ、これマジなやつだ」

感があって息を飲みましたね。

戦闘機の外側に付けられたカメラの映像がちょっと多くね?って思ったけど…(笑)

空中戦に関しては撮影前に監督のノーラン自身が飛行機に試乗してるらしいですからね…

凄いですよね。

 

 

あとね〜、皆さんお気づきだと思うんですけど、今作はずっとと言って良いほど秒針の音がなってるんですよね。

「チッチッチッチッチッチッチッチッチ」って感じで。

それがね〜陳腐な言い方ですけど緊迫感を増幅させてましたね。

本当に絶え間なく音がなってるから、「この音が止まったら何が起きるの?」「秒針が早まったらどうなるの!?」と無意識に考えてしまって、まるで秒針の音がクラシックの指揮者かのように僕らの緊迫感や緊張感を誘導してくれていたと思います。

だから、凄い展開に引き込まれましたね〜。

 

 

 

IMAXは映像というよりか音がいい

今作は絶対にと言って良いほどIMAXで見た方が良いんですけど、それはスクリーンがデカイからとか、映像が綺麗だからというよりかは完全に"音"です。

もちろんスクリーンのデカさから生まれる絶望感とか迫力とか色々良いんですけど、今回一番良いのは何度も言いますが"音"だと思います。

 

僕ね〜『アメリカンスナイパー』のド頭で流れる、「キュラキュラキュラキュラ」っていう戦車のキャタピラー音がカナリ凄くて、ド頭からいっきに戦場に立たされた気分になって一発でやられちゃったんすよね(いい意味で)

その感じがありましたよ、今作にも。

今作のド頭って登場人物の背中から映るじゃないすか、そして出もしない水道の水を頑張って飲もうとしたりとか一時の間があるんだけど突然、銃声がなり始めるんすよ。

その音がさ〜凄いっていうかなんというか、、、

本当の銃声聞いてる感じ?(笑)

普段いろんな映画で銃声なんかたくさん聞いてますけど、自分に弾丸が飛んでくるはずがないので言ってしまえば他人事じゃあないすか。

でも今作の場合"音"でリアルを突きつけてくるので他人事で見れないんすよ、、、

自分も狙われてる気がするし、映像に映ってる弾丸から逃げてる人たちに対して「早く逃げて!」って応援したくなるモノがありました。

こう思えるのってめっちゃ映画楽しんでません?オレ。(笑)

 

他には、秒針の音が無くなった?と思ったら不協和音みたいなのが、さっきまで流れてた秒針の音と同じテンポで流れたりするんだけど、その音もイチイチ迫力があって

 

「お前早くしろよ」

「うわぁぁぁ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)あたふた

 

みたいな感じで怖い先輩に急かされてる感じがあって良かったです。

 

あと!!!

"音"に関してどうしても語りたいのが戦闘機の音ですね。

戦闘機のプロペラの音なのかエンジン音なのか詳しくは分からないけど、

「グォォォォォオン」

っていうまるで怪獣でも押し寄せてきたかのような巨大で高めな音がなりますよね。

で、戦闘機が来ると気づいた兵士たちの顔が映ってから戦闘機の音がなり始めたりするんだけど、これまた兵士たちが絶望感のある良い表情をするんすよ。

で、その顔を見た観客は「え?なになに?」って思う。

そしたら観客の内臓を震わせる程の戦闘機が迫る爆音がなる

 

超怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ

 

と、同時に

 

たまんねぇぇぇええええええええええええ

 

とにかくあの音っていうか効果音が生み出す臨場感・絶望感が最高でした。

 

 

 

 

 

ノーランのエンディングってさ、、、

これ、どうでも良い話なんで暖かい目で読んでください(笑)

彼の映画って印象に残る終わり方しますよね、、、

なんかその感じが「おれってオシャンな終わり方するっしょ?」って思ってるような気もするんだけど、まぁその話は良いや(笑)

 

とにかく印象に残る終わり方するので、映画見終わったあとに語りたくなりますよね。

今回は画面の消え方がイッキに暗くなるのでは無くて、まるでレンズにフィルターをかぶせるかのように画面が暗くなるんですよ。

僕はその真意とか分からないけど、分からないからこそ「あの終わり方ってなんだったんだろうね」って語りたくなりますよね。

 

そういうのってさ、良いですよね。(笑)

 

 

 

 

 

悪かった点

 

物語が無さ過ぎて流石に眠い

これが賛否が分かれる一番の原因かと思います。

本当目立った物語ってないんですよ(笑)

いや、深く考えればあんのかもしれませんよ?

でも間違い無くどの戦争映画よりも主要人物の物語は展開されません。

セリフだって『マッドマックス:怒りのデスロード』並みにないですからねw(怒りのデスロードは物語があるけど…)

ダンケルクの戦いで起こった一連の出来事が"物語"なんだって気もしますが、それは結構思い切った描き方だと思うので賛否が分かれる気がします。

今までの戦争映画だって結局は人物を掘り下げてますし、、、

正直僕は、この件に関して否定派ではないんですが、今回は見たのが深夜って事もあってクソ眠くなったんで悪かった点に入れさせて頂きましたw(完全に自分の問題)

まあ、物語が無さすぎてダメでした…という方は「ダンケルクの戦いにいた〇〇さんの物語」って思うんじゃあ無くて、「ダンケルクの戦いの物語」って思えばいいんじゃあないでしょうか(笑)

 

 

 

 

トムハーディーにそんな夕日を当てるな

もうね〜、、、

ノーランの兄貴がさ〜トムハーディーに夕日を当てまくるもんだから彼がカッコよくなり過ぎちゃって、全部持っていった感がありましたね(笑)

夕日をあんなに当てて良い人?ってこいつだから

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まぁこんな話、文句のうちに入んないから別に良いんだけどさ。

ただ、

彼が最後にやってきた敵機(メッサーシュミット)を燃料が無くなった状態で撃墜すんだけど、そのシーンがいかんせん分かりづらい。

そもそもメッサーシュミットが来てるのか、ハーディー演じるファリアが乗るスピットファイアが墜落して来てるのか良く分からなくて、イマイチだったというか他になんか映し方無かったのかな?とは思ってしまいました・・・・

 

 

 

以上。

 

「・・・」

 

って事でね

クソみたいな文句だけで、決定的な文句は特にないので個人的には凄い楽しみましたよ。

劇場では拍手が巻き起こってたし。

 

 

 

 

『ダンケルク』から学ぶ人生

 

"誰かが困っていて自分に何かできる事がある場合、人間は動き出したくなるもの"

 

もちろん動き出さない人もいますけど、民間船で救助に向かった方々は「自分たちにもなにかできる事があるはず・・・」という気持ちで動いたと思うのでね…

見習って行きたいです。

 

人間って捨てたもんじゃねぇ

 

 

 

 

Fin

 

 

 

余談

 

兵士の姿にくり抜いた段ボールなんてどこにあんのか分からなかったな・・・w