しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

【ネタバレ・感想】実話『ファウンダー/ハンバーガー帝国のヒミツ』から学ぶ人生(レビュー)

マイケルキートンは欲を持った金持ちの役似合うよねw

 


ドン

 

『ファウンダー』

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スタッフ

監督 ジョン・リー・ハンコック
製作 ドン・ハンドフィールド
   ジェレミー・レナー
   アーロン・ライダー
製作総指揮 グレン・バスナー

 

キャスト
マイケル・キートン レイ・クロック
ニック・オファーマン ディック・マクドナルド
ジョン・キャロル・リンチ マック・マクドナルド
リンダ・カーデリニ  ジョーン・スミス
パトリック・ウィルソン ロリー・スミス

 

あらすじ
1954年、シェイクミキサーのセールスマン、レイ・クロックに8台もの注文が飛び込む。注文先はマックとディックのマクドナルド兄弟が経営するカリフォルニア州南部にあるバーガーショップ「マクドナルド」だった。合理的なサービス、コスト削減、高品質という、店のコンセプトに勝機を見出したクロックは兄弟を説得し、「マクドナルド」のフランチャイズ化を展開する。しかし、利益を追求するクロックと兄弟の関係は次第に悪化し、クロックと兄弟は全面対決へと発展してしまう。(以上、映画.comより)

 

予告

youtu.be

 

別にマイケルキートンの事そんなにファンじゃないんだけど、今作ファウンダーは凄い
楽しみだったんですよね~
単純に誰もが行った事あるマック、すいません、マクダノーズを作った人のお話なんて興味引きますよ。
あと、見たかった大きな理由として僕もビジネスしたいからってのが結構大きかったですね。
会社に属してたくないですもん(笑)
そんなね、ビジネスしたい人あるあるとか見れるのではないかと思ってめっちゃ楽しみにしつつ渋谷で見てきたので感想を書いて行きたいと思います。

 

感想の前にまずは

 

 

 

キャスト紹介

 

マイケル・キートン/レイ・クロック

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シワが珍しいというか複雑な構造してる俳優さん(笑)
僕の中では幼少期に親父に見せられたバットマンの印象がだいぶ強いんだけど
もとはビートルジュースっていう強烈な役をやってたり...笑

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で、僕が抱いてるマイケルキートンの今のイメージは正義感ある金持ちから、欲まみれの金持ちが良く似合うようになったって感じですかね(笑)
もう少しで公開するスパイダーマンホームカミングでも一応、一応社長の役だし、ロボコップでもそんな感じだったし(笑)
本当に貪欲な金持ちが似合う男性って感じです。

 

他のキャストは…すいません割愛!!w

 

 

 

 

 

 

ファウンダーのあらすじをテキトーに紹介※ネタバレ


あー俺の自慢のマシーン売れね~


え!?俺のマシーン8個も欲しいの!?うそだろ?確認しにいくか


え!?なにこの驚異的な提供スピードと食事スタイル


ウズウズ


フランチャイズしないでどーすんだデブ&ハゲ!!


うお~挑戦!挑戦!


成功してるけど利益がそんなに…え?コスト?土地?粉と土地だ!!


ちょっと、マクドナルド兄弟さんよ、ウジウジしすぎ。金払うから契約変更ね~


いや~やっぱ名前よ名前

 

 

 

 

『ファウンダー』を一言で表すなら

 

挑戦をやめない男がチャンスをファウンドすると創業者となる

 

って事にしときますか…

 

 

 

 

『ファウンダー』感想

 

おおぉぉぉ…なんだよ…

面白いじゃあねーか〜…

 

 

 はい、上のが率直な感想です。

テンポの良さといい、内容といい、人生が変わる出会いからちょっとした争いの始まりまで本当とにかくスムーズに分かりやすく尚且つ、ちゃんと興味を引くように作られてる。

僕はビジネスに興味があるから非常に面白かったし、興味がなくても興味を持てるように出来てるんじゃあ無いかと思いました。 

 前日に見たザ・マミーよりよっぽどマシでした(笑)

ファウンドの方が全然アクションしてましたよ比喩的にですけど。

ファウンドに関して特に気になったところはあんまり感じられなかったので、良かった所をまとめて行きたいと思います。

 

 

 

 

人生が変わる出会いから成功の道へ歩み出すまでテンポが凄く良い

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まず、本当に序盤、マイケル・キートン演じるレイ・クロックの第四の壁を壊すようなカメラ目線で観客に直接語りかけてるように営業をしてるシーンから始まる。

もうこの時点で掴みとして僕は大満足でした。何が良いって、自分の商品にすごい自身を持ってる話し方をしてるんですよね。なんだけど全然商品は売れなくてチキショーと思いながら重たい商品を持って車に戻る。

実は僕、営業をやってたので、すごい気持ちが分かるというかなんか昔の自分をみてるようで「分かるわ〜」って感じで序盤から超楽しかったです(笑)

外で店名がいっぱい書いてあるメモ帳広げて、一個ずつ潰していく…

 

あーーー分かる〜〜〜〜w

 

ああいう商品を売りにく営業をやった事がある人なら誰でも分かるんじゃあないでしょうか。

営業なんて全くやった事無い人が見ても、ああこんな感じなんだ〜ってのが分かるようにちゃんとなってると思います。

そして、営業アルアルを見せながらも、クソ遅い料理提供と質の悪い接客を見せつける事によって、後に驚異的な提供スピードシステムとマクドナルド兄弟と出会うシーンを盛り上げる伏線まで作ってる。

ここまで無駄なシーンとか一切無くてすごいテンポ良いんですよね〜

そしてマクドナルド、すいませんマクダーノーズにクロックが出向いてから、今まで経験した事ないスピードで注文した商品は出てくるし、経験した事ない食事スタイルで周りのみんなは当然のように食べてるもんだからクロックは凄い戸惑うんですけど、なんか、いちいちそーいうのが楽しいんですよ(笑)

楽しいのはそこだけに留まらず、次はマクドナルド兄弟が驚異的な提供スピードシステムを開発した経緯ってのが淡々と具体的な映像付きで描かれる。
本当にテニスコート?みたいな所でチョークで地面に図面を描きながらシステムを考案したのかは分からないけど、テンポ良く今や知らない人がいないマックの提供システムが出来た経緯ってのが描かれるから楽しいし一切暇しないんですよ〜
ここまでで一本の映画つくれちゃうんじゃあない?って感じの内容と楽しさが、うま~くテンポよく出来てるので序盤の方で片付いちゃうという凄さがありましたね。

てか、大成功してるモノの誕生秘話ってなんでも面白いというか興味深いですよね。(笑)

映画とかも何でヒットしたのかとかいう理由が面白かったりするじゃないですか、それと一緒ですよ多分(笑)

で、ここまでは何度も言ってますけど凄くテンポが良いんです。でもクロックとマクドナルド兄弟が徐々に衝突し始めると、少しテンポの良さは落ちて来るんだけど、それはそれでなんかモヤモヤした感じが出てて逆に良かったと思います。

 

 

 

無駄な要素を一切そぎ落とした脚色の無さが良いぃぃぃい

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僕、いっつも実話系の映画は脚色だって明らかに分かるようなやつがあると嫌だって言ってるんですよ。
要は出来るだけリアルな物語を見たいから。
そりゃあ映画ですから脚色0は無理!!!なのは百も承知です。
でも明らかに脚色というか演出だと分かる何かがあると結構冷めちゃうんです僕は…
例えば、パッチアダムスという実話の映画。

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ひょうきんな主人公がとある出来事からどん底の境地まで落ちるんですけど、一羽の蝶が胸に止まった事によって新たに決意をするというシーンがあるんですよね。
確かに蝶が重要な要素になってんだけど、その出来事ホントかよってなるわけですよ。
映画自体は凄い良い映画なのに、その明らかに脚色だと分かる1シーンだけで僕はかなり冷めたんです。。。(見たことある人なら分かってくれると信じてるw)
その点、今作『ファウンダー』は脚色とかかなりされてると思いますよ?
例えば電話をどっちがかけて、どっちが叩き切るとか。
ただ、「あ~これ絶対脚色~こんなのあるわけね~だろ」

ってのが全然無かった。
それぐらい描き方に説得力あったと思う。
クロックの成功を見出してからの行いの恐ろしさとか「マジで…?」とは思うんだけど、それは「そんな訳ないでしょ」の「マジで…?」ではなくて「ちょっと引くわ...」の「マジで…?」です。
要はクロックの行いの描き方にすっかり引き込まれちゃってるんです。
そ~んな所に凄く好感を持てました。

 

 

 

 


ビジネスで何か成功させたいと思ってる人アルアルもあって楽しいよ~

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映画の楽しさ要素の一つに「共感」があると思います。
要は主人公や登場人物の取る行いに共感できるものがあると、

うわーこれ分かるわ~

と、なぜかシミジミくる楽しさが生まれるんですよね。
皆さんも、共感出来る内容がスクリーンの中で展開されると楽しくなると思います。逆に共感出来なかったとしても、「あ~こういう風に思う人もいるんだな~」と新たな発見があったりもします。
だから映画って楽しいんだよぉぉぉぉおって話が脱線しそうになるのですが、自粛します(笑)

 

話戻しますと、成功したい人アルアルが結構たくさんあります。

例えばレコードで自己啓発的なお話をただただ流す所、そしてそれと同じセリフをあたかも自分のセリフのように話す所とか...
僕、最初のレコード流すくだりで謎に泣きそうになっちゃいましたよwww


そりゃそうだろって話ですけど、1954年では自己啓発はレコードで聞くんだって驚きもあり、分かる~~~っていう共感もありで感情が大忙しで結果的に泣きそうになってました(笑)
僕も自己啓発本を読んだりするし、仕事からの帰りに音楽ではなく自己啓発になる話や講演をYouTubeで聞いて歩いてたりしてます。
だからなんか、あのシーンは良かったですね。(笑)

他には永遠と挑戦をし続けるクロックに対して奥さんがあまり協力的じゃあないとか。
世の中変えるような人って、やっぱりどこかイカれてるので普通の人間はあんまり共感出来なくて応援出来なかったりするんですよね。

ましてや奥さんだったら自分の生活は夫に掛かってるわけですから、夫が挑戦し続けて勝手なことされちゃあ正直困りますよね。


「あなたのその挑戦し続ける姿が好きなの。だから私なんか気にせず家を差し出しちゃって」


なーんて言える人なんて中々いないですよ。言えたらそれは逆にイカれてます(笑)
だから結局クロック夫婦は上手くいかないですよね。
自分の志を理解して聞いてくれる人と上手く行くんです。
イカれてる人はイカれてる人と結ばれるんですよ多分w

なんか、マクドナルド創業とかは別にして、単純にクロックの生き様が楽しかったです。

 

 

クロックはなぜそこまでしてマクドナルドが欲しかったのかの答えが共感しまくりで昇天致しました。

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※ネタバレします。(散々ネタバレしてるけど一応)

要は「マクドナルド(マクダーノーズ)」という名前が欲しかったわけです。
お店が繁盛するには、国民に受け入れられるには、大ヒットするには「名前」が大事だとクロックは気付いたんです。
それっぽく言うと「マクドナルド」アメリカだと「マクダーノーズ」という響きがアメリカ人の耳に必ず響くとファウンド「見つけ出した」んです。
これに関しては、単純に知らなくて、あ~なるほどねって思いましたけど、同時に俺も昔から名前が大事だと思ってたから分かるぅぅぅぅぅううって感じで昇天しました。(笑)


こういう言い方すると後出しジャンケンのように聞こえますが、僕も前から「名前」に関してうすぼんやりと思う事があったんです。
僕はどういう事を考えていたかと言うと、ちょっと違うかもしんないですけど、
消費者に受け入れられる法則として、略したくなる名前を付けてるものがヒットするという法則があるな~と思っていました。

例えば、バンドだと
・ミスターチルドレン(ミスチル)
・サザンオールスターズ(サザン)
・マンウィズアミッション(マンウィズ)
・ワンオクロック(ワンオク)

あと、なんだろ〜なー
探せばたくさん出てくると思いますw

他には略せる名前だけじゃなく直感的に響きが良い名前が大事だな〜とかなんやらを考えていました。

 

まぁ、そんな感じでね僕も「名前」に関して何かを見出していたので、クロックがマクドナルドの名前がどうしても欲しかった的な事を最後トイレでサラッと言っていて、分かるぅぅぅぅと昇天しました笑

トイレでサラッと言うってのが、また良いんですよね笑

 

 

 

 

『ファウンダー』から学ぶ人生

 

~ファウンダーとなる者は自分を信じ抜く事が出来るイカれた奴~

 

今作ファウンダーのレイ・クロックは時に引くぐらい非情になる時があって、俺にはこれは無理だ…なーんて思ったりします。
そして、あの非情さ、怪物っぷりを見てる観客はクロック凄げぇって思うでしょう。
でも、僕は彼の凄い所はそこじゃあないなと思います。

本当の彼の凄さは、非情になれるまで自分が見つけ出した成功の道を信じ切ってる所です。
完全に自分を信じまくってますよね。
恐らく自分を誰よりも信じてるから、彼は何度も挑戦し続けたんでしょう。
銀行に顔を覚えられるぐらい何度も何度も失敗しては次の挑戦をする。
マクドナルド兄弟と驚異的な提供スピードシステムと出会い、「このシステムと「名前」があれば行ける!!」と信じて疑わなかったからこそ、あそこまで非情になれたんだと思います。
なので、信じぬくことが大事なんだな~と改めて思いました。
今、文章を書きながら意図せず大事MANブラザーズバンドが脳内に流れました...(笑)

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

余談

 

マクドナルド兄弟と出会ってベットの上でウズウズしてるようなシーンがありますが、あそこでもうマクドナルドという名前が成功の鍵だと思っていたんでしょうね。
でもそこで、「マクダーノーズ、マクダーノーズ、マクダーノーズ…」と、小声でつぶやくとかいう演出せずに最後のトイレシーンにサラッと持ってきたのは超良かったと思います。

ってか小ネタですけど、今作『ファウンダー』はアベンジャーズのホークアイでお馴染みのジェレミー・レナーが制作に携わってるのご存じでした?

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しってるわこの小物が!!と思われた方はスルーしてくださいって感じですが、ジェレミー・レナーとドン・ハンドフィールドの映画制作会社「ザ・コンバイン」が制作してるので、ジェレミー・レナーが携わってる事になってるんです。名前だけで口出しはしてないと思いますけど...
っていう小ネタでした(笑)


さよなら~