しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

家デートで映画見た後はキス?それとも?

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ども、しーまんです。

 

今回は、今から数年前の私に起こった淡〜い恋話をお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、私が大学生だった頃の話である。

 

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 とある居酒屋でバイトをしていた私は、ある日、バイトの先輩に

 

「昔ここで働いてた可愛い子が戻ってくるらしいよ〜」

 

と、言われた。

 

「へ〜そ〜なんすね〜」

 

とか言いながらも内心「マジかよ!やったぁあ!」って思っていた私は、その可愛い子がバイトにやってくる事を超楽しみにしていた。

 

バイトの出戻りという事で、当時ほぼ新人だった僕以外の従業員は全員、その可愛い子の事を知っている。

 

先輩N「しーまん(俺)絶対その子の事好きになりそう〜」

 

しーまん「なに言ってんすか〜俺はそんな容易い男じゃないっすよ〜」

 

たわいもない会話でその場は盛り上がった。

 

そして数日後、ついに噂の可愛い子がバイトにやってくる日が来た。

 

私は何くわぬ顔でバイトにシフトを入れていたが実際は、休みたかったけど噂の可愛い子がくるからシフトを入れた。

 

そして遂に対面。

 

「噂通り可愛いんですけどぉぉぉぉぉおお」

 

もちろん心の中で叫んだが、先輩が上げに上げまくっていたハードルをその子の可愛さは普通に超えていた。

 

もう一度言うが、その子の事を知らないのはバイト内で私だけ。

 

「みんな久しぶり〜!戻って来ちゃった(笑)」

 

みたいなやり取りを可愛い子と先輩たちがしていて、俺だけ知り合いじゃないこの構成めんどくせえな〜とか思いながらも、いつ会話が振られても良いように顔だけはキメていた。

 

めんどくせーし俺から絡んじゃうかと思ったその時、

 

「あれ?新人さん??」

 

うわっ可愛いっとか思いながら

 

「あっはい。ちょっと前に入ったしーまんって言います。よろしくお願いします〜」

 

「私、ちょっと前までここでバイトしていた、E子って言います。よろしくねっ」

 

初対面の人がする普通のやり取りが始まっていた。

 

その後は、意外と真面目なのでバイトに集中してしまい、そんなにE子とは話していない。

 

E子も私より先に上がったので、いつの間にかいなかった。

 

そして、その日の帰り。1人で帰り道を歩っている時に先輩の「しーまん、絶対その子の事好きになりそう〜」という言葉を思い出す。

 

「いやいや待て、確かに可愛かったけど、俺はそんな簡単に人を好きになんかならないぞ」

 

という無駄に素直じゃない発言を心の中でつぶやきながら家に向かっていた。

 

そして家につき、ベットでゴロゴロしながら、いつも通りYouTubeで映画のワンシーンを見漁っていたら

 

「ティコティコ」

 

LINEが鳴った。

 

毎日誰かしらとLINEしてるタイプの人間じゃない私は、「誰だ?」と思いながらiphoneの画面を見た。

 

そこには英語のフルネームで書かれた名前が映っていた。

 

俺「E?…え?もしかしてあの子!?E子!?なんで俺のLINE知ってんだ!!」

 

若干ワクワクしながら携帯に映った皆さんご存知、緑色の長方形を右にスライドした。

 

 

しーまんおつかれ!

今日からバイトに出戻りしたE子だよ〜

T君からLINE聞いちゃった…

いきなりLINEしちゃってごめんね(笑)

 

ってかさ、The Vamps好きなの!?

 

 

 

実際はもうちょい可愛い文面だったが、本当にこんな感じのLINEが届いていた。

 

そして当時、The Vampsというアーティストが好きだった私はLINEのトップ画をそのアーティストの画像にしていた。

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実はE子もThe Vampsが好きだったようで、その会話で最初からLINEが盛り上がってしまった。

 

その日から、気付いたらE子と毎日LINEをしていた。

 

それからは、バイトが被って上がるタイミングが一緒だったら、遅くまで街をブラブラしたり、一緒にラーメン食べに行ったりで、デートとは言えないちょっとした一緒にいる時間みたいなのが増えた。

 

毎日LINEしたり、一緒にいたりするとだんだん気付く事があった。

 

E子はめっちゃ面白い子だと。

 

ノリがいいだけじゃなくて、いちいち言葉のチョイスが上手いのと、言い回しが上手で会話がすごい面白い子だった。

 

私は、もちろん可愛い子が好きだが、それ以上に面白い子がタイプなので、E子にドンドン惹かれていった。

 

そしてある日、E子からいつも通りLINEが来た。

 

いつもは俺から誘っていたのに、その日はE子からの誘いのLINEだった。

 

 

ねーねー。

今日、私がバイト上がったら一緒に星見に行かない?

 

 

「なにをいきなりロマンチック言ってやがんだこいつは」と正直思ったが

 

 

行くか!

 

 

と返信した。

 

 

 

そして、約束した時間になり一緒に星を見に行った。

 

今は東京に出てきてしまったが、当時は海が近くにある街に住んでいて、そこには星を夜中に見るのにバッチリな公園があった。

 

具体的にどこの公園かは言わないが、寝そべって夜空を見上げられる所がある公園だ。

 

そこで、一緒に寝そべって星を見ていた。

 

正直言って私は星どころじゃなかった。

 

女の子が突然星を見に行こう!? 2人で寝そべってる!? 周りに誰もいない!?そんなシチュエーション男なら誰だって…

 

そんな事しらん!!

 

 

クソ寒い

 

 

時期的に言うと秋で、昼間はクソ暑いけど、夜中はとても寒い。

 

そんな事頭に無かったもんだから半袖で出てきてしまい、死ぬ思いをした。

 

E子はちゃっかり防寒着を持ってきていて全然寒くなかったようだ。

 

私は震える体を震えないように超我慢をしていたが、寒さに慣れてくると、ある事が気になり始めた。

 

「E子は何を考えている!?これって完全キスとか告白とかするシチュエーションじゃね!?」と。

 

防寒着を持って来ていたらもっと早い段階で気付いていた、ウブな男子的にはヤバいシチュエーションに遅い段階で気付き、どうしていいか分からなくなった。

 

告白は自分からするタイプだが、完全に向こうから用意されたシチュエーションにどうしていいか分からなくなった上に、お互い寝そべってるので、キスをするようなシチュエーションにも感じてしまい、私の脳内は

 

キス!?告白!?どっち!?

 

のルーレットが回っていた。

 

しかし、情けない事にルーレットが止まる前に終わりの時間がやってきた。

 

「そろそろ帰ろっか!」 

 

「そうだね〜寒くなって来たしね〜」

 

だいぶ前から死ぬほど寒かったが、今さっき寒くなったふりをしてその日は終わった。

 

 

 

その後もデートとは言えないちょっとした二人の時間は続いた。

 

そしてある日、映画の話になった。

 

「私、見たい映画があるんだよね~一緒に見ようよっこれ!」

 

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「あ〜はいはい、ワンデイね。」

「アン・ハサウェイとジム・スタージェスの映画ね」

「ジム・スタージェスはラスベガスをぶっつぶせって映画が面白いよ〜」

 

と、映画詳しいですアピールをちゃっかりしていた私。

 

だが一つ問題点に気付いた。

この映画、とっくの昔に上映が終了してると。

 

「これさ、上映終わってない?」

 

「レンタルして一緒に見ようよ〜」

 

「・・・」

 

内なる俺「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇええええい!!!待て、俺、待て、これはどんなバカな男が考えたって俺の家に来るパターンじゃないのぉぉぉぉお」

 

「レンタルしてから一緒に見ようよ〜」と言われてから私が返答するまで1秒も経ってないのに、心の中では10秒以上叫んでいた。不思議なものだ。

 

当時の私はウブ世界大会があったら日本代表になれるぐらいウブだったうえに、家に女の子を招くとか、ベットの上で戦うのは付き合ってからしなければならないという、「ウブ騎士道」を持っていた。なので、映画をレンタルして一緒に見ようというE子に対しての返答は

 

「俺んちはダメだよ?」

 

だった。

 

「え〜でも私んちは親いるしな〜」

 

この子、映画見るのを辞めるって選択肢ねえんだなと悟った私は、とりあえずTSUTAYAに向かった。

 

 2人で色んな映画を手に取りながらDVDを物色する時間。『ワン・デイ』を探す時間。

 

楽しい

 

楽しいを通り越して幸せだった。

 

あまりにも幸せで楽しい時間だったので、私の「ウブ騎士道」は崩壊していた。

 

『ワン・デイ』を見つけ、TSUTAYAの自動ドアを出た後に着いたのは私の家だった。

 

 

「来ちゃった… ぇえ〜い!男しーまんここで男を見せずにどうする!!!」

 

 

と、心の中で叫びながら、鍵を開けて家の中にE子を招き入れた。

 

ここまで来ても私は「ウブ騎士道」を捨てきれず、ベットに座らずイスに座ったが、そこに座って良いよとも言ってないのに、E子はベットに座っていた。

 

「・・・」

 

ま、まあ良いやと思いながら

 

「DVDもう流すよ?」

 

と言ってDVDを流した。

 

もちろんDVDの内容なんか入ってこない。

 

E子は一体何を考えているのかを考えていたら、とっくに映画なんて終わっていた。

 

「いや〜この後どーすんだよマジで〜」

 

と、思っていたらE子が口を開く。

 

「ってかさ、遠慮せずこっち座ったら??」

 

 

ここ俺の家なんですけど!?

 

 

とは思ったが、まあそうだよなと思い、E子の隣に座った。

言い忘れたが、E子は年上である。

 

私は普通にベットに横たわり、肘をベットにつき、手のひらで頭を支え、休日のオヤジみたいな体制になった。

 

そしたら、E子も同じ体制になった。

 

オヤジ体制で横たわっている私の背中側に、E子も同じ体制で横たわっている状態だ。

 

私はテレビのバラエティを見ていた。

 

なぜか知らないが、私はテレビを見てる時は、女の子が構ってくるのを「うーん、え?なに?ごめん聞いてなかった」みたいにテキトーにあしらうのが好きだ。

 

「ねーねー、おーい聞いてますかーー??」

 

と横たわる私の肩をE子がグイグイしてくる。

 

「うーん? なにー?」と、テキトーにあしらおうとした瞬間!

 

「ガバッ」

 

「!?」

 

突然肩に驚異的な力が加わり、私は仰向けにされて一瞬の隙を与えられないままキスをされた。しかも長いやつ。

 

 

「これはトンデモナイことになったぁぁぁぁぁぁあああ」

 

 

もういいやなるようになれ!据え膳食わぬは男の恥だ!!

 

と、思ったが、一つの邪魔者が乱入してきた。

 

付き合う前にベットの上で女性と戦ってはいけないという、私のウブ騎士道だ。

 

私の上に乗り、キスを続けるE子の肩を優しく押し上げ、私は言った。

 

 

「ごめん、E子の事が好きだわ。付き合って」

 

 

 

「え、ごめん、それは無理。」

 

 

 

「!?」

 

 

みんなに言いたい、時が止まるというのはこういう事だと。

 

E子が言い放った発言が最初、本当に理解出来なくてもう一度聞いてしまった。

 

「今なんて言った?無理って言った?」

 

 

「え、ごめん、それは無理。」

 

 

もう一回いう!?一語一句まったく同じでいう!? 

 

 

もう、いろんな感情が一周回ってギャグとなっていた。

 

なんとも言えない空気が流れてはいたが、さすがに諦めた私は彼女を駅まで送った。 

 

その後、1人で帰宅する道のりは地獄だった…

 

今まで過ごしたE子との一時はなんだったのだと、色々な事を思い出した…

 

家に着き、なぜか先ほどよりも寂しく見える部屋には

 

 

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が落ちていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fin